ビジネスで使える英語力、会社で自然に話せる英会話力を身につける

■英語を話すことは日本人には難しい？

日本ではこれまで母国語だけできれば仕事にも生活にも困らなかったため、英語が話せないことが当たり前という状態でした。
中学校から何年も英語を勉強しているのに、です。

これは日本人の英語レベルが低いからということではなく、環境の問題です。

実際、ほとんどの方は、学校で習ったある程度の英語の基礎力は持っています。

あとは、それを実際に使える英語力にできるかどうかだけ。


■使える英語力にするためには、日本語と英語の切り替えが必要

実際に英語を使うためには、日本語からの考え方の切り替えが必要です。

これは単に日本語で言いたいことを英語に翻訳すればいいのではなく、
日本語と英語の文化の違いや社会的文脈の違いを理解して、
会話をする必要があります。

日本語と英語の違いを理解してその異なる二つの領域を行き来するということです。


講座では、実践の場面で使える考え方について毎回トピックを取り上げてお話しします。

例えば、ビジネスを行う上で避けては通れない、丁寧語について。
日本語では語彙や助詞によって表現されることが多いですが、英語では可能性と要求度の強弱によって表現します。

よく知られているpleaseという単語は、可能性と要求をどちらも強める言葉なので、実はとても取り扱いに注意が必要です。


また、ユーモアについて説明することもあります。
ユーモアと聞くと、ビジネスの場面で必要ないと感じられるかもしれませんが、それは文化的な同一性が高い日本文化の中での話です。

一般的な国際ビジネスの場面では、ユーモアは非常に重要な意味を持ちます。
日本で空気を読む、ということと同じように一種のマナーです。
では、どうやってユーモアを会話の中に取り入れればいいのか、具体例をお伝えしながらワークをしていただきます。


毎回このように、日英の言語的、文化的、社会的な違いを踏まえて、より実践的な英語を使えるようになるための講義内容としています。


英語を話すときは、日本語的思考から英語的思考へとスイッチの切り替えが大切です。
もちろんネイティブのように、その場に応じたベストな言葉や表現を使えるようになることが理想ではあります。
ただ、まずは、なぜそのような使い分けをするのかが理解できるようになることが必要です。

そうすると、手持ちの言葉だけでもスムーズなコミュニケーションが取れるようになっていきます。


単なる言葉や文法の暗記ではなく、背景が分かるようになってくると、
英語を学ぶこと・話すことが面白く感じられるようになると思います。
どんどん吸収して、たくさん話して、実践での英語力を高めてくださいね。


■こんなことを学びます
・実践的なビジネス場面で使える英語の考え方、使い方
・日英の文化的背景や社会的背景、価値観の違いなど
・具体的な自分で使える英語表現


※講座はオンラインで開催します