ギグワーク・アカデミー ～戦略的複業の始め方～

＜こんなことを学びます＞
あるアンケート調査によると、コロナ影響で働き方の大きな変化を経験したサラリーマンの約8割は「コロナ影響終息後も新たな働き方を継続したい」と回答しています。その内訳は例えばシフト勤務による柔軟な勤務時間のコントロールや、テレワークをフル活用した場所にとらわれない勤務方法、オンライン活用による会議の変化などです。一歩進んで幾つかの企業においては「出社そのものを例外としテレワークがメイン」「出張・単身赴任の廃止」など多岐にわたる変化が現れ始めています。

その中でもafter/withコロナの働き方としてあらためて注目を集めているのが、これまで「副業/複業」と呼ばれている、一人が複数の働き方を持つことです。プロジェクトごとに関わるメンバーの集合と離散を行う様子が音楽のセッション（ギグ）に似ていることから「ギグワーク」とも呼ばれ始めています。本業以外に専門性と期待役割を得ながら所得の分散を行い、雇用以外にフリーランスの選択肢も含み「組織の内外を自由に行き来する働き方」を希望するサラリーマンが増えていることも、同じく調査から明らかになっています。

しかし私たち働く立場一人ひとりの課題は、始めたいと思っても「何から整理し、何について、どのように」アクションすることがその働き方の実現に有効なのか、これまでの経験則があまりにも足りていないことです。指針を持たなければ努力は無に帰してしまう可能性があります。この講座ではまず正しく現在の環境理解を深めることから始め、「現在の行動のプライオリティ（優先順位）」を見つめ直すことで実現したい働き方へ変化するためのそれぞれの行動変化のボトルネックを見つけます。そして肝心の「何について、どのように始めるのか」という戦略のイメージを形にしていくことを目指します。

＜当日の講義テーマ＞
・コロナ影響による「フリーランス・会社員」の意識変化
・そもそもの社会変化～LIFE SHIFTのはたらきかた
・行動のプライオリティを認識する
・市場と顧客行動を理解する
・自らが取り組む事業領域を見つける、創る
ほか

＜こんな風に教えます＞
レクチャーに交えて簡単なワークを組み合わせて進行します。
講師の一方的な説明だけではなく、参加者の皆さんの具体的な心配事やお悩みに沿った形で対話しながら、楽しく学んで頂きます。少人数のゼミ形式のため落ち着いた雰囲気で、講座の中で個別の質問にもお応えいたします。

＜講師プロフィール＞
芦沢 壮一 （はたらくを楽しく創る スキルノート 主宰）
1997年金融機関に入社後、人材開発部門でビジネススキル研修の開発・講師など企業内教育を推進。その後公益団体で市民や大学生向けの社会教育を企画・実施。2013年に複業フリーランスとして創業、自治体や企業等との連携による公開講座や研修を実施し延べ3,000名超が受講。7年間のリアルにおける場づくりを経て2020年より本格的にZoomオンラインファシリテーションを開始。3月から40回以上のZoomセミナーを主催し延べ約800名の参加、および自治体主催オンライン講座、研修講師向けオンライン研修、企業内研修のオンライン化支援、地域における中高生向けZoom講座など、オンラインを軸とした活動を広げている。