母音は発音の基礎です。
基礎を抑えて初めて応用が可能になります。
発音の基礎を学習していますか?
していない方、まずは母音をしっかりと抑えましょう!
忘れている方、一緒に復習しましょう!
音に迷いのある方、発音矯正をしていきましょう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フランス語をカタカナ読みでしていると、5つの音しか出せていないことになります。音の違いがわからなければ、聞き取れる内容も変わります。
日本語には母音が5つしかありません。日本語が使用されている環境で育つと、使用されている音素の違いだけしか理解しなくなっていきます。
日本語では、5音のみ効き分ければ良いのでそれ以外の音を聞き取る能力が必要ないということです。
そのため、日本語以外の音素が使用されている言語の音素の違いがわからず、聞き取ることができないのです。
ですので、母語を日本語とする学習者が異なる音韻を持つ言語を習得する際、音素をしっかり理解する必要があります!
音は聞いていれば、わかるというものではありません。大人の学習者は学習によって習得することができます。学習をして、その音を自分で発音できるようになれば、音をより認識することができます!
母音は音の基礎となる音なので、その音を理解することはとても重要なります。
文字で書いてあればわかるものが、音では理解できないというのは、自分が理解している音とは違って発音されているからです。これは、単にliaisonやenchaînementに関係する音だけではありません。
小さな音の狂いが、全体で大きな狂いをもたらします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◉フランス語の基本的な母音◉
このワークショップではフランス語の音の仕組みについて取り上げます。
どうやってフランス語を発音するのかについて詳しく取り上げます。
ただ単に、いつも日本語を話すように発声する(音読する)、発音するのではそれはフランス語を日本語の発音で出しているにすぎずフランス語を発声しているのではありません。したがって、違う音が出ている事になります。
音が違えば、当然通じにくい、または通じないですし、ネイティブの音を聞き取って理解することも難しいですよね。
フランス語の母音の音は、日本語の発声方法とは異なります。
そして、19音もあります。同じ発声方法でまかなえるものがあるとしたら、そうじゃないものもあります。
各音の違いは意味の違いを表すので、相手にしっかりと意図を伝えるためにはその音その違いを発音する必要があります。
また、ネイティブは日本語で使用されない音を使用するので、その音を理解できる必要があります。それができないでいるので、聴解できない、聴解力が上がらないということになります。
母音単体の音、音素がわかって、母音を単体で発音することができ、聴けるようになり、そして母音は子音とつながりを持って発音されます。子音が合わさることによって、さらに音は複雑化します。まずは基礎になる母音をしっかり理解できることが大切です。
フランス語のそれぞれの母音の出し方を理解すると、
自分が思っていた音(発声方法)とフランス語の音の違いに気づきます。
すると、音が理解できるようになっていきます。
そして、その各音が語彙になった時、表現となった時にどう変わっていくのか、どう捉えられていくのかを理解することができるようになっていきます。
基礎をこえて応用を取り入れることはできません。
基礎からしっかりと初めることで理解と習得を少しづつ深めていくことができます。そして、発音と聴解力を高めていくことが可能になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
音はどうやって出すのか、その作り方で音は変わります。
フランス語の母音を発音するためには、どのようにフランス語の母音を口で作り出すのか、とゆうことを理解することがポイントです。
そのポイントあなたは知っていますか?
またそれを反映できていますか?
わからない方、不安な方、一緒に基礎を学んで練習していきましょう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◉こんな人が対象者◉
・フランス語には母音が19音あると知らない人 (初心者〜初級者)
・カタカナ読みでフランス語を発音している人で発音を変えたいと思っている人 (初級〜上級者)
・通じるフランス語を話せるようになりたい!と思っている人 (初心者〜初級者)
・フランス語を耳で聞いてわかるようになりたい!と思っている人(初級〜上級者)
・リアルな日常会話ができるようになりたい!と思っている人(初級者〜中級者)
・フランス語の文章を音読できるようになりたい!と思っている人(初級者〜中級者)
・文字でばかり学習している人(初級〜中級者)
多くの人はフランス語を学ぶ時に、文法を中心に、学習しています。
文字で学習しています。さらに多くの場合、それを日本語で学習しています。
日本語とフランス語は文法構造が違うに加えて、音韻の構造も大きく異なります。
そのため、母語が日本語の学習者は明瞭で、自然なフランス語の発音を習得するための知識や練習はできるだけ早い段階から始める必要があります。
文字で見ればわかる簡単な表現も、聞き取れないという理由は、自分で理解している発音と異なっているからです。自分で発音できないものはその認識は非常に難しいということです。
ネイティブの発音に近づけば近くほど相手が聞き取りやすくなります。
フランス語が通じます。
また、ネイティブのフランス語を理解できるようになっていきます。
はっきりと音が認識できるようになるからです。
音を学習し、練習しなければ、それがなかなかできないのですが、その逆で、音を学習し、練習すれば、通じるフランス語を話し、フランス語が推測ではなく、しっかりと理解できるようにもなっていきます。
ワークショプの後は、1人でも復習できるワークショップで使用する資料をワークショップ後に共有させていただきますので、ご自分で習得につなげていただくことができます。
今の発音を変えるためには”意識”をする必要があります。
どこに意識すれば良いのかという正しい知識を学ぶか学ばないかで、変わります。
日本語の発音を正しく知らない(日本語を話さない)ネイティブのフランス人の方には日本人の日本語の発音(の仕組み)を知りませんので、日本人の出すフランス語の発音の癖(フランス人ネイティブとの音の出し方の違い)がどこから来るのかがわかりません。日本語とフランス語のそもそもの音の違いを理解し(時には英語との違いも取り入れることでその違いを明確にします!)、フランス語の発音に近づけていきます。
〜〜一緒に受けたい関連講座〜〜
☆【フランス語の基礎発音】” 子音 ” の基礎 聴解力も上げるコツ
https://www.street-academy.com/myclass/104477