写真は誰でも簡単に表現できる最も身近なアートです。
そのアートを自分のものにできれば、きっと日常がより楽しくなります。
ほんの少しの技術の向上で劇的に上手く撮れるようになります。
光、構図、モチーフ 写真の3原則をマスターすることで、ワークショップが終わった瞬間から自信がつくこと間違いありません。
この講座ではホリゾントスタジオで実際にモデルを撮影しながら
新たなテクニックを習得していきたいと思います。
講座の流れとしては3部構成になっております。
各講座の内容については下記詳細をご参照ください。
3部全てを受講して頂ければ完結する内容となっていますが、
興味のある回のみを受講されても結構です。
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講師ウェブサイトはこちら
https://www.suzukiakira.com/今回、ワークショップのモデルとして参加してくれるのは
壱婁ちゃん
https://twitter.com/ichiru_t卓越した表現力と身体のフォルムの美しさに定評のある彼女は
今回のテーマにぴったりのモデルさんです。
スタジオはレンズマン六本木
http://lensman.jp/roppongi/accessmap/機材も豊富でとても使いやすいスタジオです。
六本木駅からも近くとても便利です。
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講義内容
写真はもっと身近で手軽に表現が可能なアートです。
押せば写るので想像したものをカタチにするのは簡単です。
しかしながら、想像力が増せば増すほど表現をするための技術が必要になってきます。
どんなアートでもそうなのですが思い通りに具現化しようと願えば、技術の必要性に迫られるでしょう。そこで今回は基礎からしっかりと学びつつ、それを応用し表現に活かせるようなワークショップを展開していきたいと考えています。
第1部 (12時〜13時半)
1灯ライティングを極める!
基礎編
とにかくパーフェクトなグラデーションを描く光を当てる!
実際にライティングを組むところから実践してみたいと思います。
人の顔の凹凸は千差万別です。
モデリングを当てながら、どの角度で、どれくらいの距離感で、何を意識して狙えば最高に美しい光を当てられるのか?
まずは、そこに重点をおいてライティングしてみましょう。
ここでは難易度は高いですが、僕がスタジオでポートレートを撮る際に最も利用しているオパライトを利用して習得してみたいと思います。
次に背景にニュアンスの光を当てて雰囲気を出してみましょう。
光と影とグラデーションのバリエーションが出るので、そこをどう切り取るのか?
事前に狙いを考えて、それをモデルさんに伝えてセッションしてみましょう。
寄りの写真が撮れたら、次は横になってもらった状態でライティングを調整してみましょう。1灯で顔も身体のラインも美しく表現するにはどうすればいいのか?検証しつつ撮影していきましょう! 背景の光もあるので様々なバリエーションが考えられると思います。そこで違いを出すアイデアを練ってみることが重要です。
第2部 (14時〜15時半)
1灯ライティングを極める!
応用編
様々なディフューザーが世の中に溢れています。
それぞれに特性があって長所、短所があり全てを使いこなせればいいのですがなかなか難しい問題です。
そこでいくつかのディフューザーを撮り比べることによって経験値を増やして、感覚を養いましょう。
ベア、直トレ、オパライト、ホワイトアンブレラ、シルバーアンブレラ、透過アンブレラ、ボックスなど、代表的なものは全て揃っているのでその中から3つをピックアップして実際に撮り比べてみましょう。それぞれの特性やベストな当て方についてもレクチャーします。
次に、ライティングの特性が理解できたら利用の仕方を工夫してみましょう。
ここではライトを自由自在に操ることで、光から解放されることを体験して頂きたいと思っています。
第3部 (16時〜17時半)
応用編
自由に表現するためのテクニックを身につける!
ホリゾントスタジオならではの撮影技法にトライしてみましょう。
多灯ライティングで複雑な影を演出してみる。
ストロボ光と定常光をミックスして複雑な影や色を楽しんでみたいと思います。
人工的に情景を演出することで想像力を掻き立てられるビジュアルを目指しましょう。
リフレクションを活かすことで水面に横たわっているかのような情景を生み出す。
背景にマジックアワーのような空間を生み出し、シルエットの美しさを追求してみましょう。
モチーフをしっかりと意識することで、モデルさんとの意思疎通も円滑になり創造性溢れる作品が産み出せるようになります。
説明的にならないよう注意も必要です。作品を見た人々に何を想像させられるか?
そのことを意識して撮影してみたいと思います。
各講座の流れ
講義 10分
実践しつつ講評 70分
質疑応答 10分
はじめに講座の内容説明をします。
どのような狙いがあってこのライティングで撮るのか?
この構図で撮影することでどのような視覚的効果があるのか?
グッと惹きつけられる作品と自分の写真との差はどこにあるのか?
様々な問いに答えを見出しつつ実践に活かしていきましょう。
こちらで事前に準備しておいたライティングでモデルを撮影していきます。
撮影は1人ずつ順番に行います。
各自1ターン、約1分半を想定しています。
撮影者以外の参加者は、お互いの写真を見ながら講評しつつ、次のターンの撮影のテーマを探ってもらいます。
1つのライティングに対して各自2ターンずつ撮影を行います。
3パターンのライティングを準備しているので、計6ターン撮影可能となります。
時間の許す限り撮影して頂きたいので、実践重視の内容構成にしてあります。
撮影終了後、全体の内容を振り返りつつ総括します。
最後に質疑応答の時間を設けています。
先生が3、4通り程セットアップしたライティングを参加者が順番に撮影していくスタイルです。1セット毎に主旨を説明して頂けるので、それを各自理解(解釈)して撮影を行い撮影した写真を参加者全員に見せながら先生のアドバイスを貰います。かなり頭がいっぱいいっぱいなりますが、何も考えないで何気なく撮影するのとでは結果が大きく違い、考えて撮影することの大切さを知りました。また撮影直後にアドバイスが頂けるので次の撮影にすぐ活かせます。本ワークショップお勧めです!