★★★ お知らせ! ★★★
受講のためのノートパソコンは不要となりました。今後とも受講環境を整えていこうと考えております。よろしくお願いいたします。
このワークショップでは、太陽光を使ったソーラー・フードドライヤーとマイコンを組み合わせたシステムの設計・製作を学びます。一般的な自作のソーラー・フードドライヤーは、温度や湿度状況がわかりません。そのためマイコンを組み合わせてIoT化することで、正確な温度と湿度をグラフ化し、ドライフードに必要な情報(乾燥の状況)を把握することができます。マイコンを搭載したことで、温度や湿度の状況によってファンを制御したり、湿度の状況によって警告LEDを点灯させることも可能です。電源を太陽光電池に変更(温度と湿度の情報の取得時)して独立した電源駆動にするのも面白いかもしれません。
レクチャーでは、ドライフードの魅力に触れ、乾燥させることで長期保存が可能になったり、旨味が凝縮される仕組みを説明いたします。ドライフードはスーパーマーケットの消費期限が迫った野菜や果物を使って作ることで、コスト的にもやさしく食品ロスにも貢献することができます。 設計・製作 ワークショップでは、ソーラー・フードドライヤーの設計のポイントや図面から組み立てまでを解説。温度・湿度センサはSHT31を使い、マイコンではESP8266(ESP-WROOM-02)を使って制御を試みます。また湿度調整用ファンの駆動や節電モード解説とデモンストレーションも加わった、充実した内容のワークショップとなっています。
【 他の設計・制作ワークショップとの内容の違い 】
・ESP8266 WiFiClientについて
ESP8266 WiFiClient HTTP GETについてを使って、SHT31の温度・湿度をレンタルサーバに送ります。固定IPアドレスが必要なくスマートフォンから確認ができるシンプルなシステムついて学びます。
※WebSocket通信は、このワークショップの内容として扱いません。
・ファン駆動
環境センサーSHT31から取得した湿度に基づきファンを駆動します。テストでは省電力ファンをしようして動作の確認します。
・スマートフォン画面のデザイン解説
PHP言語を使用したシンプルなウェブアプリケーションについて概要を解説します。
【スマホ対応について】
スマートフォンの接続は、測定データをWiFiClient HTTP GET経由で送ったレンタルサーバに接続してセンサーの情報を表示します。
【 初心者の方が楽しめるプログラム 】
Arduinoスケッチは、すべてコピーアンドペーストで作業を進めます。安心してワークショップに参加できる内容となっています!
【 受講のためのパソコンの用意は不要】
ワークショップを受講するためのノートパソコンは不要です。
当日、手ぶらで来ていただいて受講が可能です。
(筆記用具・USBメモリーをお持ちください)
【 実習作業及びパーツについて 】
実習作業では、マイコンシステムの部分となります。マイコンシステムの実験セットはこちらでご用意しています。(レンタル代は含まれています)
▼ 使用するレンタルサーバー XFree
https://www.xfree.ne.jp/レンタルサーバー(XFree)にデータを送りスマホで表示するために使用します。
レンタルサーバーを使用することで、フードドライヤーから送信されたデータを固定IPアドレス取得することなく外部から閲覧できます。
▼フードドライヤー本体
本体の木材については、工具がなく加工できない方向けに、木材カットや穴加工済み状態でお渡しすることが可能です。また、本体のサイズや材質など仕様の変更も可能です。
材料費など詳細についてはお気軽にご相談ください。
▼システム
ご自身で電子部品を購入して持ち込みしていただいても構いません。
また、実験セットを購入してお持ち帰りしたい場合は、事前にご相談ください。
・「ESP-WROOM-02開発ボード」
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-12236/・「SHT31デジタル温度センサー」
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-12125/・ブレッドボード、ジャンパーワイヤーなど
===== 終了した過去のお知らせとイベント =====
★ スペシャル追加開講「はじめての電子回路ワークショップ」 ★
スペシャル追加開講「はじめての電子回路ワークショップ」を11:00より開講します。テスターの使い方、LEDを点灯させて電圧や電流の関係をミニ実験を通して確かめます。これから電子工作をはじめる方向けの内容となっています。「太陽電池と電池駆動 設計・制作ワークショップ」をご予約いただいている方が優先的に受講できます(参加希望者のみ)
今回受講した講座はフードドライヤーの製作方法と乾物を作るときの
注意事項、フードドライヤの内部の湿度を一定に保つためのマイコンによる
温湿度プログラム作成とデータのグラフ化など内容がかなり濃い講座になりました。
無料レンタルサーバーにマイコンから取得したデータを蓄積してWebブラウザ
から温湿度の変化を観測できるようにしたりと今までの講座では扱っていない
内容があり、かなり勉強になりました。
レンタルサーバーのファイルマネージャー機能を使用してphpファイルを
アップロードしたり、アップロードしたファイルを編集したりする内容
をもう少し時間を取って出来たらよかったと思いました。
講座内でフードドライヤーで作ったりんごとパイナップルの乾物は
ちょっとしたおやつにちょうど良かったと思います。