<どんなふうに学ぶの?>
アクティブ・ブック・ダイアローグ®️(略称、ABD)の手法で学びます。
ABDとは、1冊の本を分担して読んでまとめる、発表・共有する、対話するというプロセスを通して、著者の伝えようとすることを深く理解でき、新たな気づきやまなびが得られる【新しい読書手法】です。
本の持参も予習も不要なのに、読書好きな人も、読書が読むのが苦手な人も一緒にまなび、楽しむことができるのがABDの魅力です。
今回の講座では【あたりまえを見直せる思考】をテーマに、『文化人類学の思考法』という本を読み解きながらまなびます。
本の内容を共有した後は、気づきを深めていく対話の時間を過ごします。
読書+対話によって、自分のなかでいつもとは違う思考が繰り広げられるのをお楽しみください。
★アクティブ・ブック・ダイアローグ®️(ABD)とは
http://www.abd-abd.com今回の書籍の詳細は下記よりご覧いただけます。
★『文化人類学の思考法』 松村圭一郎/中川理/石井美保 編
https://sekaishisosha.jp/book/b449100.html《目次》
はじめに すべての考える人のために
序 論 世界を考える道具をつくろう (松村圭一郎・中川理・石井美保)
第I部 世界のとらえ方
1 自然と知識――環境をどうとらえるか?(中空 萌)
2 技術と環境――人はどうやって世界をつくり、みずからをつくりだすのか(山崎吾郎)
3 呪術と科学――私たちは世界といかにかかわっているのか(久保明教)
4 現実と異世界――「かもしれない」領域のフィールドワーク(石井美保)
第II部 価値と秩序が生まれるとき
5 モノと芸術――人はなぜ美しさを感じるのか?(渡辺 文)
6 贈り物と負債――経済・政治・宗教の交わるところ(松村圭一郎)
7 貨幣と信用――交換のしくみをつくりだす(深田淳太郎)
8 国家とグローバリゼーション――国家のない社会を想像する(中川 理)
9 戦争と平和――人はなぜ戦うのか(佐川 徹)
第III部 あらたな共同性へ
10 子どもと大人――私たちの来し方、行く先を見つめなおす(高田 明)
11 親族と名前――関係している状態をつくるもの(髙橋絵里香)
12 ケアと共同性――個人主義を超えて(松嶋 健)
13 市民社会と政治――牛もカラスもいる世界で(猪瀬浩平)
お世話になりました。
開催場所のスペースがこじんまりとしていて、参加者同士の一体感が更に増してました。本の内容を要約するパートは普段使わない脳の部分を使う感じで、時間配分など苦労するのですが、終わった後の心地よさは格別です。プレゼン発表も皆さん温かい目で見てくれていたので、緊張することもなく楽しめました。普段手に取ることがない本を読めて、違う視点が得られることも魅力ですので、次はどんな本と出合えるのか楽しみになります。また参加したいと思います。