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まず感動したのが、それぞれの受講生の名前を篆書で書いたお手本を講師の先生が準備してくれていたことでした。先生からは、篆書は古代中国から始まった文字であること、絵のように表現されていること、神事に関する意味が含まれていること、という説明があり、その後にお手本の篆書が配布されました。説明を受けた後で、篆書で書かれた自分の名前をみてみると、小さい頃から疑問に思ってきた自分の名前の由来がようやくわかった気がしました。両親がお坊さんにつけてもらったらしいのですが、確かに縁起の良い名前ではあるものの、意味自体はよくわからなかったため、今日に至るまでモヤモヤとしたものがありました。しかし、お手本を見ながら、自分で筆を動かし、意味を噛み締めながら文字を綴ることで、頭で理解するだけではなく、体に染み込むような納得感を得ることが出来ました。
先生の気遣いも素晴らしく、自分の家族の名前のお手本をその場で作成していただいたりもしました。
雰囲気もよく、終始笑顔の絶えない講座でした。書道に興味のある人だけではなく、自分の名前のルーツ興味がある人にもオススメです!
これまでの書道教室とは一風変わった内容でした。
自分の名前の漢字一文字ごとの成り立ちについて、初めて触れることができ、名前に愛着を持つことができました。その愛着を持って、色紙に篆書で書き入れる…楽しく学び、心地良い緊張感…充実の2時間でした!
自分の名前の文字の成り立ちなんて考えたこともありませんでしたが、辞書を引くところから始め、付けてくれたおじいちゃんの思いも感じ取る事が出来たような気がします。
墨の匂いを嗅ぎながら文字を書く、古い字体を描くのはとても落ち着き良い時間になりました。