デザインは、常に人間の生活とともにありました。
人の手によって生み出され、人の手に渡って使われ、鑑賞され、人や社会に影響を与えてきました。
そしてもちろん、デザイン的な表現も、制作技術の変化や社会環境、人々の美意識など、人や社会の変化から大きな影響を受けています。
私たちが、これからのデザインについて考え、生み出していくときに、これまでのデザインが歩んできた道のりを自分なりの考え方でつかんでおくことは、とても重要で大切なことです。
デザインの歴史は、単なる過去の出来事の集まりではなく、人がデザインというものを生み出してきた思考の過程であり、それは、未来へのヒントでもあります。
デザインのHistoryを、自分の中でどのようなStoryにして身につけているのかが、自分自身のデザインの考え方や制作のスタイルに大きな影響を与えるのです。
この講座では、グラフィックデザイナーの佐藤好彦氏と、クリエイティブディレクターの戸田吉彦氏を招き、グラフィックデザインの歴史をとらえる考え方を紹介・解説していただきます。
一人ひとりが、デザインの歴史というものを改めてとらえなおし、現代の制作で活用することを目指した、実践・実用的な教養の入門講座です。
セッション 1
「デザイン史の見取り図 デザイン史を俯瞰して見るための考え方」 佐藤好彦氏 40分
セッション 2
「日本美術の影響と欧米への憧れに見る日本とグラフィックデザインの濃密な関係」 戸田吉彦氏 40分
セッション 3
登壇者両名によるクロストークとクエスチョンタイム
登壇者:佐藤好彦
グラフィックデザイナー,ウェブデザイナー,講師
ウェブなどのメディアのデザインやプランニング、コンサルティングとともに、デザイン関連の書籍や雑誌の執筆も手がけている。
著書に『デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング』『デザインの授業 目で見て学ぶデザインの構成術』『フラットデザインの基本ルール Webクリエイティブ&アプリの新しい考え方。』『ビジネス教養としてのデザイン 資料作成で活きるシンプルデザインの考え方』『ウェブサイト制作のワークフローと基礎技術』など。その他、共著多数。
東京造形大学 非常勤講師
Twitter: @yoshihik0
Facebook: sato.yoshihiko
登壇者:戸田吉彦
クリエイティブディレクター,デザインコンサルタント
日本自動車会議所 シニア・アドバイザー
日本美術アカデミー 理事
森の駅推進協議会 幹事
Eternal Glance 代表
浅田飴やマルコメ味噌の広告、旭化成の大判カレンダー「日本の風景」シリーズなどで多数受賞したほか、皇室や海外王室所蔵のストラディヴァリウス写真集の装丁、JR東日本の新幹線クロスポイント空間デザインなども手掛けた。
CIデザインでは太平洋証券、のぞみ証券などを始め、多くの創業企業団体のロゴマークをデザイン。旧日債銀グループ全体の企業ブランディングや、ワーナー・ブラザースの映画「ハリーポッター」のコンシューマ・プロダクツ共同企画なども提案し採用された。
後進の指導育成に従事し、読売広告大賞学生部門最高賞、日本ユニセフ大使賞などを学生とともに受賞。社会人に向けて、TV番組「めざましTV」(フジTV)や様々な月刊誌の特集記事、大成建設の研修会などでデザインを解説した。
近年は、様々な団体のデザインアドバイザーや顧問を務めている。
● この講座で学べること
○ グラフィックデザインの歴史の大きな流れ
○ デザインの歴史を、現在のデザインに活かすための考え方
○ デザインの未来を考えるための視点
● この講座で得られること
○ デザインの歴史の大きな流れをつかむための考え方を学べます。
○ 2名の講師から、複数の視点でのデザイン史の見方を学べます。
○ デザインの歴史から、現代の制作で活かせる知識を得られます。
※ 学習教材や資料がある場合は、お持ち帰りいただけます。
※ 講座内で利用するデモなどのサンプルファイルがある場合は、ダウンロード可能です。
※ 各種受講証明書への署名・発行に対応します。
● この講座の特徴
○ この講座は座学形式です。
○ 実践的な知識や方法を、要点をまとめて、わかりやすく解説します。
○ 豊富な図解やサンプルを利用して解説します。
○ 講義後に、質疑応答の時間を設けます。
● 協賛企業・ブランド
SBテクノロジー株式会社 FONTPLUS <
https://fontplus.jp >
日本美術アカデミー <
http://artacademy.jp >
#bauya45
政治とデザインが絡みまくりで、デザインはデザインだけを勉強すれば良いわけではないことがよく分かった講座でした。
歴史に苦手意識がありましたがデザインを絡めると楽しく学べますね。
拡張版期待してます。