ハーバードビジネススクール競争戦略研究所のジョアン・マグレッタ女史によれば、「失敗するビジネスモデルはストーリーテスト(話の筋道が通っているか?)、あるいはナンバーテスト(収支が合っているか?)のどちらにも合格しないものである」と語っていました。
仮説指向計画法とは、不確実性の高い環境下において、ビジネスモデルに関する多くの仮説をテストしながら、そのビジネスに対する投資を早い段階で検証していくことを目的として活用されるフレームワークであり、上記のナンバーテストを取り扱うものです。ビジネスモデルキャンバスの視点からは、収益の流れとコスト構造に対して焦点を当て、レンズを拡大しながら検証していくことを目的とします。
仮説指向計画法と一般的な事業計画の違いは、前者が不確実な状況についての仮説に基づく学習に重点を置くのに対し、後者は計画に対していかに実績を近づけるかという点に重点を置くものです。20世紀と異なり、VUCA(不安定性、不確実性、複雑性、曖昧性)に象徴される現代において、仮説指向計画法のアプローチは必須のものとなりつつあります。
本講座では、簡単な題材をベースに、リバース財務ツリーというツール(目標とする利益を因数分解しながらツリー構造上に可視化するためのもの)を活用しながら、仮説指向計画法の6つのステップを参加者によるグループワークを交えながら進めていきます。
新規事業の企画をご担当の方、既存事業の海外などの新しい市場への展開を計画されている方、外部環境の変化が激しい中で利益目標の実現に取り組んでいる方は、是非ご参加下さい。
なお、財務に関する知識は全く不要です。一般的な常識と簡単な四則演算(例.収入からコストを引くと利益となる)だけで十分です。
<定員>
12名(最小催行人数4人とさせていただきます)
<習得するスキルや知識>
・逆損益計算書の作成方法
・収益およびコストに関する仮説の抽出方法
・仮説のテスト/検証方法
<進行スタイル>
レクチャーとグループワークの組合せによって進めていきます。
<使用するツール>
・リバース財務ツリー
<特典>
以下の講座(休日1日コース)を20%オフ(10,000円)で受講できるクーポンコードを提供します。
◆ビジネスモデルデザイン1日体験ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/4157◆プラットフォーム戦略デザイン1日体験ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/69316以下の講座(平日夜間コース)を50%オフ(2,500円)で受講できるクーポンコードを提供します。
◆ジョブ理論実践ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/31562◆IoTアイデア創造ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/5408◆リーンスタートアップ入門ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/69317◆AIビジネス活用ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/69320◆デジタル顧客経験ジャーニーワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/50651◆デジタルトランスフォメーション機会発見ワークショップ
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