クエスチョン思考【入門編】~問題発見力を高める多問多答の思考力~

対面

問いの質が仕事の質を決める ~あなたは、考える必要のある『正しい問い』に出会えていますか?~

こんなことを学びます

「重要なことは、正しい答えを見つけることではない。正しい問いを探すことである。間違った問いに対する正しい答えほど、危険とはいえないまでも役に立たないものはない。」
 著名な経営学者であるピーター・ドラッカーの言葉です。

 これからの時代、今よりもさらに変化が激しく、価値観が多様化していきます。何が正しく、何が正しくないのか 。あらゆる人・状況などに対応できる正しい答えというものが、どんどん少なくなっていきます。

 そのため、そもそも何に答える必要があるのか。考える必要のある『正しい問い』は何かを探し出す力が、今後さらに重要になります。そのうえで、既存のフレームワークなどの考え方のみに頼るのではなく、自分自身の考え方を持ち、その時々の目的・状況などに応じた『正しい質の答え』を導き出す力が重要になります。

■『クエスチョン思考』とは
 様々な観点で疑問を感じ、「抽象と具体」「感覚と論理」を行き来する中で、正しい問いを探し出し、正しい質の答えを導き出す思考法

■『クエスチョン思考』で高める力
🔹 問い続ける力(多問多答の思考力)
🔹 問いを立てる力(疑問を感じる力、疑問を捉える力、問いに換える力、問いをつくり換える力)
🔹「抽象と具体」「感覚と論理」を行き来する力

 問題発見力・課題設定力に必要となる、様々な観点で疑問を感じ、多様な問いを立てる力。そして、正しい問いを選び、正しい質の答えを導き出す力を、ワークを中心に高めていきます。

■講座の特長
(1)【ビジネススキル】×【ライフキャリア】
 ビジネススキルの向上とライフキャリア(自分の人生を描き築くこと)の形成、双方に役立つ形での学びを提供させて頂くことにより、より自分事として力をつけて頂くことができます。

(2)【講座内容から得られる学び】×【受講者同士から得られる学び】
 講座内容自体から得られる学びはもちろんのこと、受講者それぞれの中にある視点や価値観、考え方などが交わる対話・議論を通して、受講者同士による思考・感覚の幅が広がる場を提供いたします。

■「入門編」概要
【目的】様々な観点で疑問を感じ、多様な問いを立て考える力を高める

🔹①多様な問いを立てる【クエスチョン・ストーミング】
🔹②視点を変えた問いを立てる【立場】
🔹③前提を疑う
🔹④多様な質の問いを立て考える

🔹詳細は、「当日の流れとタイムライン」をご参照ください🔹

 人には、「結論を出し急ぐ、思考の固定化、思い込み」などの思考の落とし穴が存在します。この落とし穴を回避するためには一歩引いて考える必要があり、日頃から意識的に問いを立て考えるクセをつけることにより、重要な場面で落とし穴にはまることなく考えることのできる力が高まります。

 本講座では、様々な観点で疑問を感じ、多様な問いを立て考える力を高めることにより、思考の落とし穴にはまることなく、多角的に物事を捉えて深く考える力を高めていきます。

■「入門編」主な参考図書
『Q思考 ~シンプルな問いで本質をつかむ思考法~』著者:ウォーレン・バーガー
『たった一つを変えるだけ』著者:ダン・ロスステイン、ルース・サンタナ
『問題解決「脳」のつくり方』著者:マシュー・E・メイ
『アイデア脳を作る水平思考のすすめ方』著者:山下貴史
 その他多数

■受講対象者
 社会人の方

■定員
 30名

■日時
 2019.11.10(日) 13:00~18:00(12:30受付開始)
※講座開始前のちょっとしたワークも用意しておりますので、よければ5分前までにお越し頂ければ幸いです。

■場所
 関西大学梅田キャンパス 4階

■持ち物
 筆記用具

◆過去ご参加頂いた方の声◆
◇実践的な内容で、今後役に立ちそうな気がします。ワークも充実していて効果が実感できる内容でした。日々いかに問いをつくっていないかが実感できました。思い込みがかなり思考を支配していると気づかされました。

◇様々な問いの立て方を体系だって教えて頂けました。非常にわかりやすかったです!「why」だけでない様々な問いの視点に気づきを頂きました。

◇ブレストではなく、クエスチョン・ストーミングをすることで気づきの幅は大きく広がることが実感できました。

◇5W1Hに落とし込んだ問いから、1つ選んで答えを出し・・・この繰り返しで落としていくのは大事と思った。HMWがとても役に立ちました。このフレームを日々の生活内で意識的に使っていきたいと思います。いい問いが人生を豊かにすると思うので、習慣にしていきたいと思います。

◇反転した問いを立てることの大切さを学ぶことができました。「なぜなぜ」ではなくて「どのように」という点を捉えて考えると、思考が拡がるように感じました。ある「問い」について、直に解を出そうとせずに、その間に「問い・答え」を挿入するという考えを得ました。

■企画・運営
 株式会社あすいろクリエイト
 関西大学梅田キャンパス/kandai Me RISE
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開催日程がありません

開催予定エリア梅田・北新地

価格(税込)¥6,930

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対面受講日程

開催日程はありません。

この講座の先生

小野 利経のプロフィール写真
未来(あす)の色を創造する力を高める
小野 利経
株式会社あすいろクリエイト 代表
 MBA(経営学修士)
 キャリアコンサルタント
 CTIコーチング応用コース修了
 司法書士・行政書士

『一人ひとりが充実した人生を送ることのできる社会の構築』を理念に、社会人向け研修事業、高校向け「総合的な探究の時間」カリキュラムの開発・実施、世代や立場の枠を超えたワークショップなどを展開。

この講座の主催団体

当日の流れとタイムスケジュール

🔹①多様な問いを立てる【クエスチョン・ストーミング】
 クエスチョン・ストーミングとは、「問いを立てる」ブレイン・ストーミングです。海外では、問題解決につながる最も効果的な問いを探す場合など、様々な場面で活用されています。アイデアなどの『多様な答えを出すこと』を目的とするブレイン・ストーミングに対し、クエスチョン・ストーミングでは『多様な問いを立てること』を目的に実施します。

 本講座では、大阪・関西万博のテーマでもある『SDGs(持続可能な開発目標)』に掲げられた目標の1つをテーマに、クエスチョン・ストーミングで多様な問いを立てていきます。

🔹②視点を変えた問いを立てる【立場】
 視点の変え方には、「立場」「レベル」「時間」などがあります。そして、「立場」の視点には「人」「社会」などがあります。ある物事に対するステークホルダー(利害関係人)の数だけ異なる視点が存在し、それぞれに感じる疑問は異なります。

 本講座では、様々な「立場」の視点に立つことにより生まれてくる新たな疑問を捉え、問いに換えることを通して、様々な観点で疑問を感じ、多様な問いを立て考える力を高めて頂きます。

🔹③前提を疑う
「前提」とは、常識・思い込み・慣習・ルール・文化などの隠れた前提のことをいいます。「答え」を出す前に「問い」があり、「問い」を立てる前に「前提」が存在します。この「前提」を疑うことにより、今まで捉えられていなかった新たな疑問を感じ、異なる質の問いを生み出すことができます。

 本講座では、前提を疑う問いを立てることにより生まれてくる、アイデア・解決策などを発想することを通して、様々な観点で疑問を感じ、多様な問いを立て考える力を高めて頂きます。

🔹④多様な質の問いを立て考える
 学びの統合。今度は、『働く』ことに関するテーマを使い、クエスチョン・ストーミングで多様な問いを立てていきます。そして、立てた問いを、異なる質の問いにつくり換えることを通して、様々な観点で疑問を感じ、多様な問いを立て考える力をさらに高めて頂きます。

 その後、自分達が立てた問いの中から話し合いたい問いを選び、対話することを通して、問いの質により答えの質が変わること。そして、『正しい問い』を探し出すことの意味をそれぞれに感じて頂きます。
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こんな方を対象としています

・疑問を感じる力、問いを立てる力を高めたい
・問題発見力・課題設定力を高めたい
・常識に囚われることなくアイデア・解決策などを発想できる力をつけたい
・広い視野で多角的に物事を捉えて考える力を高めたい
・論理的に考えることは得意だけど、何かが足りないと感じている
・感覚的に捉えることは得意だけど、もっと論理的に考える力をつけたい
・部下や後輩、チームなどの考える力を高めたい
 etc.
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