わたしたちは分かりあえるのか? 目の前のひとに向きあうためのWS

非言語コミュニケーションのためのワークショップです。「コミュニケーションが得意じゃない、でも人と繋がりたいし、わかりあいたい」と思う人へ。

こんなことを学びます

コミュニケーションは「言葉」でするものだと思っていませんか。

でも、言葉はときに思わぬ誤解を生み、人と人を引き離します。

誰かに言われたひとことに頭を悩まし、考えに考えたあげく、自己嫌悪でどんどんネガティブになっていってしまったり。日頃のストレスがたまっていて、心にもなく放ったひとことが、身近なひとの心を傷つけてしまったり(それに気づけなかったり)

じぶんが思うことや感じることを、目の前のひと(友人やパートナーや家族)に「ちゃんと伝える」のは案外むずかしいことで、それを乗り越えるためには、「言葉」以外のところで、相手に向き合う必要があります。


ワークショップのテーマは「わたしたちは分かりあえるのか?」ということ

非言語のコミュニケーションを行う上で……

まずは自分自身に目を向けて、普段おろそかにしがちな身体の細部への意識をはたらかせます。呼吸や、視界、遠くから聴こえてくる音にも、神経を研ぎ澄ませてみる。

そうすると、日常の自分自身から離れた身体感覚となり、何者にも抑制されることのない自由な心の状態で、目の前の相手に向き合うことができるようになります。

「わたしの身体の重み」を知ることで、わたしの身体が今、ここにあることを実感して、はじめて相手の身体もまた今、ここにあることを実感できる。その先で、目の前のひとに向きあい、分かりあうために、言葉を超えたコミュニケーション方法を探ります。

「一対一の関係性」に焦点をあてて、その場で偶然に出会うだれかと、真剣に向き合うための3時間のワークショップです。


■ プログラム内容一部紹介

【空間を歩くことによる、場になれるためのエクササイズ】
・空間を歩きながら、
1.身体をほぐす
2.ゆっくり鼻呼吸(鼻腔から一酸化窒素が分泌され、血行促進とリラクゼーション効果がある)
3.外呼吸の意識(鼻腔から、咽頭(呼吸道であり消化道)、喉頭(気管の入り口)、気管を通り右気管支と左気管支に分かれて両肺に)
4.内呼吸の意識(3億個の肺胞、取り巻く毛細血管。血液に乗って酸素が全身の血管へと巡る)
5.7つのエネルギーの集中点(肛門、丹田、臍、胸元、喉元、眉間、頭頂)
6.自分の身体と外部のものとの境界の意識(身体と服がすり合わされる。身体と空気)

【一対一で関係性を築き、相手に向き合うためのエクササイズ】
・パートナーをつくる(何度かパートナーチェンジをする)
「わたし」の構成要素やラベリング、カテゴライズを外した一個の人間として、一対一の関係性を見つめ直すことで、目の前の相手をわかろうとする態度を示すこと。そのためのエクササイズ。わかりあえないはずの他者と、わかりあおうとするために自意識を手放して、「わたし」から解き放たれること。
1.アイコンタクト(互いに影響を与えあいながら、「歩く」「立つ」「座る」「寝ころぶ」をする。相手の行動に影響を受け、また影響を与える。最初は近い距離からだんだん離れていく)
2.人差し指で触れあい、互いに誘導しあう


■ これまでの参加者による感想をご紹介します。

「人との関わり合いって、簡単にできないことは身にしみて分かっていました。時間と共に、今日出会って、明日また会ってをくり返して、ようやく互いの心の壁はなくなっていくものだと思っていました。けれどもこんな短い三時間というあいだに距離感が近づくのは凄いことだと思いました。『わたし』という身体をとおして『あなた』という相手を知ることができました」

「僕はあまり相手の目を見ることが得意ではないので、初めの方は変に笑顔をつくってしまっていたのですが、ずっと相手の顔を見ていると、だんだんと自然な顔で相手の顔を見ることができた。また、初めて会う、どんな人間かわからない人を「好きな部分」をさがすことによって、しっかりと好きになれてびっくりした。初対面の人と会うとき、最も大切なことの一つは『相手をしっかり見ること』なのかなと思った」

「相手との距離感、または関係がすごく深まるので、ふれていたくなる気持ちと、心地よいと思えるバランス感が新鮮だった。相手の目をしっかりと見て届けることで、不思議と相手の感じているものも、より近くに感じられた気がする。ワークショップそのものがシアターのようなエクササイズだと思います」


■ また、参加者に「どんなご友人、お知り合いに当ワークショップを勧めたいと思いますか?」と聞いてみた回答です。

・すこし人見知りの気がある人
・人間関係で苦しんでいる人
・コミュニケーションが嫌いと感じる人
・自分に自信がない人
・気付かぬうちにさまざまなことに傷付いている、きた、ひとびと。
・自分の繊細さを愛せていない、愛したいのに、っておもってるひと。


人見知りでも、複数のひとがあつまる場が得意でないひとでも、大丈夫です。最初は気が落ち着かないかと思いますが、時間が経つにつれて、安心していられる空間になっていくようにプログラムを考えています。

誰もが居心地よくいられる場となるように、配慮しながら進行していきます。

このワークショップを経て、ふたたび日常に戻ったときに、身近なひとたち一人ひとりとの関係性がより深く、良好なものとなりますように。
続きを読む

日程・開催時間を選ぶ

開催日程がありません

開催予定エリア

渋谷・恵比寿

価格(税込)

¥3,000

現在は開催リクエストを受け付けていません
受けたい
2人が受けたい登録しています

この講座の先生

演出家・ワークショップファシリテーター

1992年3月、東京生まれ。演出家・劇作家。
『ここと今』のアートのために、現代演劇 │ パフォーマンス・アート作品の演出を行い、一対一の関係性をみつめる場をつくるために、演技未経験者を対象とするワークショップを行う。

慶應高校在学時より演劇活動を始め、大学1年時に ミームの心臓 を旗揚げ。4回の本公演で脚本・演出を手がけたほか、早稲田・明治・日藝・桜美林・青学の劇団を集めた合同公演を2回に渡って企画立ち上げ、総合プロデューサーとして主催した。
2017年より1年間、ベルリンに遊学。西欧を中心として11か国を旅し、劇場と美術館に通いつめる。初秋、カミーノ・デ・サンティアゴ(スペインに位置する800kmの巡礼路)を歩く。
2018年には、「宇多田ヒカル・小袋成彬・酒井一途 座談会」に参加、記事構成を行う。

公益財団法人清春白樺美術館財団評議員。アジア舞台芸術人材育成部門(APAF) 2019 Young Farmers Camp インターン・アーティスト。世田谷パブリックシアター「演劇WSラボ2019」研究員。慶應義塾大学文学部国文学専攻卒。 + 続きを読む

  • 当日の流れとタイムスケジュール

    【18:45】会場受付開始
    【19:00】ワークショップ開始、導入への伝達事項
    【19:10】空間に慣れる、身体をならす
    新しく来た場所・初対面のひとたちとの身体がこわばった状態から、リラックスしてじぶんが開けた状態になっていくためのエクササイズ。日常的に意識せずに歩き、呼吸し、ものを見ている私たちの身体を「見る・感じる」ための身体へと変える。身体・呼吸・動作・五感・空間・他者に繊細に気づき、創造的な身体感覚・言語感覚の状態へと移行していく。
    【19:40】二人組でパートナーを組み、エクササイズ(パートナーは適宜交代)
    【20:10】二人組で「目の前の相手に向き合う」ためのワーク
    「わたし」の構成要素やラベリング、カテゴライズを外した一個の人間として、一対一の関係性を見つめ直すことで、目の前の相手をわかろうとする態度を示すこと。そのためのエクササイズ。わかりあえないはずの他者と、わかりあおうとするために自意識を手放して、「わたし」から解き放たれること。
    【20:40】休憩
    【20:50】二人組でテキストを用いて、「わたしから解き放たれる」ためのワーク
    【22:00】ワークショップ終了、解散。希望者のみ食事会(実費)

    上記プログラムは予定で、当日の流れによってベストな形を模索するため、変更の可能性もあります。
  • こんな方を対象としています

    ・すこし人見知りの気がある人
    ・人間関係で苦しんでいる人
    ・コミュニケーションが嫌いと感じる人
    ・自分に自信がない人
    ・気付かぬうちにさまざまなことに傷付いている、きた、ひとびと。
    ・自分の繊細さを愛せていない、愛したいのに、っておもってるひと。
  • 受講料の説明

    一般 3000円
    U22 2000円(22歳以下の割引です。差額分は現地でキャッシュバック対応します)
  • 受講する際は以下をお読み下さい

    ・ワークショップの場は制約のない自由な空間です。参加する誰もが居心地よくいられる場となるよう、配慮しながら進行していきます。もし途中で気分がすぐれなかったり、一人になりたくなったら、お好きなタイミングで部屋の隅にいったり、見学にまわったりしても大丈夫です。
    ・着替えは必要ありませんが、動きやすい気楽な格好でお越しください。開催場所は、建築家が内装をデザインし、この春オープンしたばかりのところですから、清潔で綺麗なところです。準備しておくことや、持ちものもありません。ご質問があればなんでもお問い合わせください。
    ・プログラム上、参加者同士で問題のない範囲で、お互いの手や足首などに触れることがあります(パートナーを組む際、同性同士でのご希望があれば配慮します)
relation

関連講座

watching

この講座を見た人は、こんな講座も見ています

お探しの講座が見つかりませんでしたか?