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企業ブランディングに「香り」を生かすには?
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<9つのブランド要素>
ブランドを作るにあたり、活用できる最小要素を
「ブランド要素」と呼びます。全部で9つあります。
1-名前(ブランドネーム)
2-ロゴ・マーク
3-色(ブランドカラー)
4-タグライン
5-パッケージデザイン・空間
7-キャラクター
8-ドメイン(URL)
9-におい
この9番目の「におい」ですが、その扱いの難しさと、可視化できない、記録できないなどの特性から、日本での導入はまだまだ進んでいません。
ところが、ブランディング戦略においてこの「におい」を活用することは、欧米ではかなりポピュラーな手法。
会社やブランド独自の香りは「コーポレートセント®️(Corporate Scent)」「シグネチャーセント(Signature Scent)」とも呼ばれています。
実は企業が、ホテルが、そして商店が、印象に残るオリジナルの香りを作って店内 やロビー、待合室などでさりげなく香らせています。自社(自店)を訪れたお客様の記憶にさりげなく、しかし確実にブランドを留めさせるという、高度な戦略を取っているのです。
本セミナーでは、まず、ブランディング専門家である守山菜穂子より、9つのブランドの要素の扱い方について解説。
その後、ゲスト講師のプロモツール株式会社・志賀 久仁雄(しが くにお)氏より、具体的な「においブランディング」の事例を多数ご紹介。この日は実際に、企業が導入きているにおいを嗅ぐことができ、においを流すための機材、その設定方法まで詳細に解説をいただきます。
※コーポレートセント®️(Corporate Scent)は、プロモツール株式会社の登録商標です。
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●ゲスト講師:
志賀 久仁雄(しが くにお)氏
プロモツール株式会社
アロマ・デザイナーズ・ギルド 営業課長
大学卒業後、20年間にわたり大手広告会社ADKに勤務。国内・海外営業として、自動車、医療、食品、旅行、金融、政府など様々な業界を担当。CM企画から折込チラシの作成までトータルコミュニケーションに深く携わる。
2014年より、国内大手自動車会社の東南アジア地域のマーケティング部門が全てシンガポールに移管したことに伴い、担当営業として単身渡星。約4年間、東南アジア諸国におけるマーケティングに関する新規開拓業務を担当し、製造業の魅力に取りつかれる。
「今後どんなにテクノロジーが進んでも、なくならないものは?」との視点から「香り」に着目。
「独創的なビジネスで、人の健康と幸福に寄与する。」という株式会社プロモツールの理念に共感し、2018年に同社に入社。日々「香りとニオイの効果」について説明するために日本中を飛び回っている。
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●プロモツール株式会社
世界中のあらゆる香りとニオイを創る ‟The Nioi Company (ザ・ニオイ・カンパニー) ”。
JAL国内線・国際線ラウンジの他、ホテル「グランドニッコー東京 台場」、東急百貨店をはじめとした多くの百貨店、映画館、イベント会場にて、同社が調香したオリジナルアロマが採用される。
2005年 映画『チャーリーとチョコレート工場』プレミア試写会にてチョコレートの匂いを噴出させ、伝説の試写会となる。
https://www.promotool.jp/====================================
そもそも【ブランディングとは?】から始まり、その中でも今後非常に活用が期待される【香り】についての使用例やハードについて伺うことができ非常に勉強になりました。