イノベーションの重要性を説いた経済学者であるシュンペーターによれば、イノベーションとは新結合(既にあるもの同士を、これまでと違った方法で結びつけること)であると言及しました。
プロダクトイノベーションの世界においては、プリンターと電話機を組み合わせることによってファクシミリが生まれました。アップルは、携帯電話、インターネット、音楽再生プレイヤー、デジタルカメラを組み合わせることによってiPhoneを生み出しました(余談ながら、カレーライスとカツレツを組み合わせることによってカツカレーも生まれました)。
IoT(モノのインターネット)の世界においては、モノとモノを物理的に組み合わせることなく、ネットワークを通じてモノとモノ、モノのヒトを結び付けることが可能となります(例えば、街を走行しているクルマ同士、家庭にある冷蔵庫と電子レンジがネットワークを通じて会話することができたら、どのようなイノベーションが起こるでしょうか?)
IoTは、デジタルトランスフォメーションに必要な5つのデジタル技術SMACIT(ソーシャル、モバイル、人工知能/アナリティクス、クラウド、IoT)のうちの1つであり、ビジネスモデルの視点からは「従来は口をきくことができなかったモノが、ヒト、ビジネス、他のモノと知的に交流させることを可能とする手段」を意味します。
本講座は、IoTを以下の6つの末広がりの市場に分類し、グループワークを通じて、弊社が考案したIoTキャンバスを活用しながら、各々の市場におけるIoTビジネスのアイデアを創出するとともに、新しい収益モデルやマネタイズ方法について検討していきます。
・人間(ウェアラブル:人間が全ての中心である)
・家庭(コネクテッドホーム:人間は家庭に住んでいる)
・移動(コネクテッドカー:人間は移動手段を使って都市に出かける)
・都市(コネクテッドシティ:都市には様々な社会インフラが存在する)
・商業(コネクテッドコマース:都市には様々な商業施設が存在する)
・産業(インダストリアルインターネット:商業を支えるのは産業インフラである)
なお、ご参加者全員に、上記の領域に存在するモノ(センサーが設置できる可能性のあるモノ)、センサーで検知することができるコトのイメージ付きリストを差し上げます。
<定員>
12名(最小催行人数4人とさせていただきます)
<習得するスキルや知識>
・IoTを活用した事業企画を推進している方
・IoTビジネスの収益モデル(マネタイズ方法)に悩んでいる方
・テクノロジーには精通していないが、IoTで何ができるかアイデアを考えたい方
・クライアント企業にIoTを活用したソリューションの提案をしたいコンサルタントやSierの方
<進行スタイル>
レクチャーとグループワークの組合せによって進めていきます。
<使用するツール>
・IoTキャンバス
・価値交換マップ
<特典>
以下の講座(休日1日コース)を20%オフ(10,000円)で受講できるクーポンコードを提供します。
◆ビジネスモデルデザイン1日体験ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/4157◆プラットフォーム戦略デザイン1日体験ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/69316以下の講座(平日夜間コース)を50%オフ(2,500円)で受講できるクーポンコードを提供します。
◆ジョブ理論実践ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/31562◆リーンスタートアップ入門ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/69317◆仮説指向計画法ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/69319◆AIビジネス活用ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/69320◆デジタル顧客経験ジャーニーワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/50651◆デジタルトランスフォメーション機会発見ワークショップ
https://www.street-academy.com/myclass/69322
フォーマットや手順に従って進めていくことでアイデアの出し方、議論の進め方がよく理解できました。今後の議論での応用ができると思います。ありがとうございました。