じっくり取り組み、デッサンを極め、楽しもう!(よりしっかり取り組みたい方向け)
SHIKAKU workshop
視覚、知(シ)ること、描く(カク) ことの3つを核にARTを楽しんで頂ければと思い活動しています。
主催:
小川千尋
2007.3東京藝術大学 大学院美術研究科絵画専攻油画技法・材料研究室 修了
2008 みなかみコレクション(みなかみ街芸術村設立実行委員会)卒制・修了作品寄贈 、個展 馬喰町art+eat)
2011 個展(馬喰町art+eat)
2014「見ること・描くこと」―油画技法材料研究室とその周縁の作家たち(東京藝術大学美術館)
2016 個展 (伊勢丹 浦和店) 、グルー...
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<所要時間>
120分程度
<当日のレッスンの流れ>
10分 講義
40分 制作
10分 休憩
50分 制作
10分プチ講評会
<所要時間>
120分程度
<当日のレッスンの流れ>
10分 講義
40分 制作
10分 休憩
50分 制作
10分プチ講評会
<所要時間>
120分程度
<当日のレッスンの流れ>
10分 講義
40分 制作
10分 休憩
50分 制作
10分プチ講評会
<所要時間>
120分程度
<当日のレッスンの流れ>
10分 講義
40分 制作
10分 休憩
50分 制作
10分プチ講評会
<所要時間>
120分程度
<当日のレッスンの流れ>
10分 講義
40分 制作
10分 休憩
50分 制作
10分プチ講評会
<所要時間>
120分程度
<当日のレッスンの流れ>
10分 講義
40分 制作
10分 休憩
50分 制作
10分プチ講評会
小川先生に教わるリアルな自分を描くための技巧。これについては素晴らしすぎて、あえてコメントしません。それより、意外な発見を一つ。誰しも自分の顔にちょっと気にくわないパーツがあるのではないでしょうか。年齢を重ね、首や目じりの皺、ほうれい線、シミなんかも気になるかもしれません。全6回のレッスン、計15時間にわたって自身と向き合い、ありのままを描くうちに、それらの点がすべて愛おしく思えてきます。おすすめです。
実際に手本を見せてくださいながら、非常に丁寧に教えてくださいます。
鉛筆デッサンの初級講座と中級講座を修了して自信を持ってこの講座に挑みましたが、苦戦でした。いろいろな立体の陰影には自信がありましたが、複雑で微妙な立体が集まった顔の構造を客観的に理解することが一番肝心で、それに時間がかかりました。斜めから鏡で見ながら自分を描くのも初めての経験でした。
顔の中の目、鼻、口、耳といったパーツの比例関係と位置関係に迷って何度も描き直し。ようやく比例関係と配置に満足が行ってから、各パーツの微細な構造を理解し発見するたびにそれぞれ何度も描き直しました。最後は皮膚の微妙な凹凸の陰が何によって生じるのか、その下の骨格、表情筋も考えながら、陰影の形や深さを何度も直しました。1ミリの違いでも表情が大きく変わります。
完成と思ってからも、壁に掛けて眺めるうちに間違いに気づいて何度直したことか。
毎日見慣れた自分の顔をこんなにも知らなかったと気付かされました。今ではテレビに映る人の顔もその陰影を観察してしまいます。
絵を描く上で大事なのは、テクニックよりも、よく観察してしっかり理解することだと、改めて実感しました。