感情を揺さぶる映像表現のしくみ

近年の動画環境の発展により誰でも簡単に映像制作ができるようになりました。
高機能な機材が低価格で手に入り、Youtubeなどの動画を真似すれば それっぽい映像作品を作ることは素人でもそれほど難しくありません。

しかしクリエイティビティに溢れ、誰もが感動する魅力的な映像作品を作るには「映像の文法」と「感情のしくみ」を理解することが大切です。
映像は「時間表現」「空間表現」「感情表現」が複雑に絡み合って構築されています。
この絡み合った状態を言語化できずに、なんとなくの感覚任せで作っているうちは、どれだけ経験を積み重ね、テクノロジーに詳しくても優れた表現にたどり着くことはできません。

この講座では筆者が考案した「映像表現の4原則」を軸に‟感情を揺さぶる映像表現のしくみ"を論理的で体系的に解説していきます
座学が中心となりますが、参加者の皆さんには映像制作に必要な思考トレーニングを体験して頂きます。

2020年5月に書籍「伝わる映像〜感情を揺さぶる映像表現のしくみ〜」（幻冬舎）を出版致しました。本講座はこの書籍の内容を中心にお伝えさせて頂きます。

感情という曖昧なイメージを形として捉えて整理ができれば「高価な機材」も「神業編集テクニック」も「天才的センス」も必要ありません。感動を自由にコントロールすることができます。