講座内容はズバリ!スナップ写真。
2018年EMON AWORDグランプリ、Canon写真新世紀優秀賞、Wonder Foto Dayキュレーター賞を受賞するなど、ここ数年目覚ましい活躍の写真家・内倉真一郎とPhotography Magazine 81LAB、Buffalo pressなどの立ち上げに携わり、モノクロフィルムによる都市写真を中心に作品を展開してきた写真家・横山隆平によるワークショップ。
異なるスタイルの写真家二人に、すべての写真の原点ともいえるスナップ写真を実践形式で学べる講座です。
その場の状況を把握し、対象を見つめ、光と影を感じること──。
静物写真、風景写真、ポートレイト、コンセプチュアル、どのような作品であっても写真を撮る行為の根幹にスナップ的要素が必ず含まれています。それは原点と言い換えてもいいかもしれません。写真における優れた作品に必要なことはすべてそこにあります。
当講座では、古き街並みの多く残る京都・西陣を歩きスナップ写真を実践しながら、視点や光の捉え方、構図の作り方、カメラの技術的な講義を行い、後半はその日撮影した写真を参加者みんなで見せ合いレビューし、意見交換しながら写真の質を高めます。また、内倉、横山ともにパソコンを使用し作品として仕上げるまでのレタッチ現場もお見せします。二人の写真家と一緒に写真のさらなる面白さ・楽しさ・奥深さを体験しましょう。写真の楽しさに触れたばかりの方から、シリーズとしてまとめたり作品制作を行う方まで幅広く対象とした講座です。
講師プロフィール
内倉真一郎 Shinichiro Uchikura
写真家
1981宮崎県生まれ。 大阪日本写真映像専門学校卒業後、六本木アートプラザスタジオに勤務。その後独立し、現在は宮崎県にて活動。主な受賞歴にNikonユーナ21、コニカミノルタフォトプレミオ、7th EMON AWARDグランプリ、Canon写真新世紀佳作3回、2018年に優秀賞などがある。また、海外ではWonder Foto Dayキュレーター賞を受賞。美術館所蔵では清里フォトアートミュージアムにて作品が19点永久所蔵される。展覧会では、東京、大阪、京都などで個展を開催。海外ではParis、中国、台湾台北、台中など幅広くアートフェアへの出展や個展を開催する。
https://www.uchikurashinichiro.com横山 隆平 Ryuhei Yokoyama
写真家
1979年大阪府生まれ。モノクロフィルムによる都市写真を中心に作品を展開。Photography Magazine 81LAB.、Buffalo press立ち上げに参加。主な作品集に「酔っぱらったピアノ弾きのようなやりかたでシャッターを押せ」、「果たして路上は、都市のネズミの書く詩のように続いてゆく」等がある。2016年写真家・内倉真一郎と共にゲリラ展示プロジェクトPIS/ピス(Photograph in the street)をスタート。近年の展示に「沈黙と静寂」(京都 元・淳風小学校 KG+ 2017)がある。2018年Buffalo pressより「風に転がる紙屑に書かれたような美しい、光と踊るネズミのグラフィティ史」を出版。2019年には複数の個展が予定されている。
http://www.yokoyamaryuhei.com