薬剤師の薬いらずの不調改善（貧血・便秘編）

薬剤師による薬を使わない不調改善の提案をする内容となっております。

一般の方から妊婦さん、お子さんにまで幅広い層でお家で活かしていただけるように、それぞれの分野で取り入れやすい提案を指導していきます。

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貧血や便秘の治療には、高頻度で医薬品の使用による治療がされますが、一番の原因には生活習慣にあります。

また、医薬品による治療には、体にとってのデメリットが多いことがあります。

例えば、貧血に用いられる鉄剤、サプリメントでは、服用によって貧血を良くする前に活性酸素を多く発生する触媒となり、腸の粘膜の炎症や免疫の過剰反応、消化器官の不調を招くことがあります。また、鉄だけでなく、亜鉛、銅といった他のミネラル不足によっても貧血は引き起こされます。

また便秘では、様々な下剤が用いられますが、物によっては腸を刺激することで排出するものが存在し、それらの長期服用は腸の力を弱めてしまいます。最悪の場合には、腸の管が下に伸びるように下がってしまったり、腸管の通り道が狭くなったり、腸管どうしが絡まってしまう症例も増えてきております。

このような不調と呼ばれるものこそ、薬に手を出す前にできる対策をしてからでもよいのではないでしょうか？

また、妊娠によって今まで使えてた薬が使えない自体に急に直面します。妊娠性の貧血、便秘は、妊娠前の状態と同じような対処が使えなくなってしまいます。その一番の理由として、お腹の中にいる胎児の存在があるからです。そのため、貧血・便秘の機序が今までとは異なって起こっていきます。

妊婦になれば益々「薬に変わる代替療法」が必要になって来る方もいらっしゃいます。今回は、自然療法の中でもメディカルハーブを中心に、チンキ剤を準備したり、実際にハーブティーを味わいながら、代替療法を少しでも取り入れるハードルを下げていただくことを目標にしております。

〈講座で取り上げるメディカルハーブ〉
貧血：ダンデライオンリーフ、○ネトル、マルベリー
便秘：○ダンデライオンルート、ハイビスカス、フェンネル
○はチンキ剤を作成検討

〈お持ち帰りできるもの〉
貧血・便秘改善に役立つメディカルハーブ薬草事典
講座で作成した貧血or便秘のチンキ剤１種
スポイト瓶お持ち帰り

〈講師プロフィール〉

ホリスティック薬剤師
宮本知明

1988年神奈川県生まれ、2013年国際医療福祉大学薬学部（6年制）卒業。薬剤師となり薬を減らす啓蒙活動として、主に女性向けウェブメディアで600記事以上/16メディアで3年間執筆。その間、ホリスティック医学/抗加齢医学/分子整合栄養医学/進化医学を学ぶ。現在、薬を使わない不調改善の提案を行っている。 また自宅でできる「ホリスティックセルフケア」の提案を研究しながら薬草魔女たちを養成中。