野鳥以外にも時に我々の目を楽しませてくれる生きものたち。その都会での暮らしについて、観察しながら動物生態学的に学べる講座です
開催日程はありません。
都留文科大学と和光大学で動物生態学の非常勤講師。アオサギ博士(博士(理学))。街ブラ系ナチュラリスト。
普段は東京近郊、特に多摩川のアオサギの行動や繁殖に関する生態の調査研究をしています。
また「いるかのうなじ」たま-ゆめ崖線ネットワーク代表として、多摩丘陵北端の「たま-ゆめ崖線」http://bit.ly/aFlUJk で自然観察ガイドもやってます。
朝日新聞掲載記事→ https://t.co/ulMjo02Brm
都会や近郊にいる鳥が、どのような戦略で暮らしているのかに興味があり、街歩きやポタリングなどで生きものを探しています。
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7月初めのホタルの観察講座に参加しました。
白井先生が観察を続けておられる『たま-ゆめ崖線』にある生息地で、最寄り駅からも近い都会の公園で、静かにじっくりと、自然のホタルの活動を観察することが出来ました。
先生の講座に参加出来、今年初めてホタルを実際に観る機会を得たのですが、あまりに綺麗で、不思議でシーズン中に数度参加してしまいました。
その時の湿度や、気温によって活動の活発さが変化することも教えて頂き、同じ公園の中でもその時、良く見える場所も色々と変わるので、幾つかポイントを変えてガイドをしていただきました。
ホタルの生活史を知ると自然を自然のままに保つことの大切さを難しくなく、感じることが出来るように思いました。
そして、自然の営みを通じて、季節の移り変わりを感じることが出来て、今年の梅雨の季節がとても素敵なものになりました。
道中、椋鳥のねぐら入りも観察出来ました。
ホタル講座に参加出来て、本当に良かったです。
これからも、先生のガイドでその時々の自然観察を続けて行きたいです!
中学生の子どもと参加しました。
蛍を見た事なかったので、間近で飛んでいるのが見れて良かったです。
見るだけなく生態などの話を聞けるのも楽しかったそうです。
中学生まで大人の参加費で参加出来るのも一緒に参加しやすくて良いですね。
あと蚊に刺されやすい方はフードや首に巻くものもあると万全だと思います。
10月の生田緑地に行ってきました。
夏の生きものということでしたが、雨の影響で10月となり季節の変わり目を緑地の生物から感じる講座となりました。
鳥以外の生き物も白井先生に色々お話を伺いながら観察できるとやはり楽しいです。
土イナゴや、ササキリモドキを見つけた際も手が進化した口の秘密、逆さまになっても滑り落ちない足先の構造、脱皮の話..と続き興味が尽きませんでした。私も目の前のササキリモドキの腹部先に長い突起があるのに気づけて、産卵管だと教えて頂けたことが嬉しかったです。
また水が綺麗でアキアカネやオオシオカラトンボの産卵の様子なども観察出来ました。同じトンボでも交尾や産卵の仕方が種類により全く違うことを確認できました。
夏型と秋型では翅の色が違うキタキチョウや翅の紋の違う数種のセセリも観察でき、蝶の中にも渡りをするものもいることもわかりました。
緑地の植物も秋らしく変わっており、集まる虫や鳥にも変化があるようでした。
これから秋のシーズンの講座も楽しみにしたいと思います。