目で見るモンテッソーリ教育

今話題のモンテッソーリ・スクールには時間割、授業、教科書、宿題、テストがありません。異年齢クラスで、学習進度も子供によってまちまちです。幼児教育のペーパーや、小学生のテストのように期限を区切って目に見える成果がないと多くの親は不安になります。

モンテッソーリ・スクールの教室では積木やビーズ、木製のパズル、模型、カードのような特別に開発された教具を用いて、先生が教具ごとに定められた使い方を子供一人ずつに実際に見せながら教え、子供はそれを自分で何度も繰り返しながら学びます。学習が終わると教具は元の場所へきちんと片付けられてしまいます。このため学校見学に行ったり、モンテッソーリ関連の本を読んでも、幼稚園や学校で子供が何をどのように習っているのかの成果を手にとって目で見る機会がほとんどありません。良いうわさは聞くけれど、実際にどのような学習成果があるのかが不安と思う保護者の方がたくさんいます。

＜こんなことが体験出来ます＞

当講座では、我が子を18カ月から中学2年生終了時までモンテッソーリ・スクールの幼稚園・小学校・中学校に通わせた講師が、子どもが家に持ち帰ってきた"お仕事"の現物を科目別、時系列でご紹介いたします。

モンテッソーリ・メソッドは敏感期の発達のみの幼児教育にとどまらない成人までの一貫教育です。時系列で揃った学習資料をまとめて見られることは珍しく、モンテッソーリ・メソッドの真髄を俯瞰できます。

＜こんな風に教えます＞

国語はどう学ぶの? 算数は? モンテッソーリスクールの小学校3年生は
どれぐらいの学力があるの?なぜテストをしなくても大丈夫なの?
好きなことを選ばせて大丈夫なの?
学習資料を目の前に次々と湧き上がる新たな疑問に、一つずつ丁寧に答えます。
多くの疑問が解消していくにつれ、学びの本質に気付き、
学びの本質に近づく方法の一つとしてのモンテッソーリ・メソッド
についての理解が深まります。

講師は学童保育を経営しており、日本の小学校、インターナショナルスクール、
大手塾の教材にも精通していますので、他の学習方法と比較しながら解説いたします。

＜このレッスンで得られるもの＞

・モンテッソーリ教育で学べること。
・モンテッソーリ教育の利点を活かす育て方。
・モンテッソーリ教育では学べないこと。
・そのことにどのように対応したらよいかの考え方。
・プロジェクト・ベースド・ラーニング、探求型学習、対話型学習、
　反転授業、課題解決、課題発見、シュタイナー教育、レッジョ・エミリア
　など、最近話題の学習方法の違いが分かるようになる。
・子どもの学校や教育を選ぶときに、どんなことに配慮したらよいのか
　自分の教育方針が明確になる。