ロシアの演劇メソッド・スタニスラフスキーシステムを使った、
演劇&コミュニケーションの子供向けワークショップを開催します。
ロシアの、ライキン芸術大学のセルゲイ シェンタリンスキー教授が、
今回の講師です。
自身も俳優でもあり、俳優教育の教授でもあります。
このワークショップは、演じるよりも、感じるを優先にした、
コミュニケーションを大切にしていくためのワークショップです。
演技の前に大事な、
日常生活のコミュニケーションで使う基礎の力、
「情報を受取る」
と
「情報を発信する」
を、
どうしたら、円滑に出来るようになるのか、
そんなことを、レッスンしていきます。
ですので、
激しく体を動かすものではなく、
自分の気持ちや、他者の様子を観察したり、想像したり…
そんなことを、徹底的に行う内容になっています。
セリフも出てきません。
それよりも、先生がみなさんの良さを引き出してくださるので、
終始、笑顔で参加できる内容かと思います。
演技を行う上でのベースにもなりますし、
普段の生活での他者との向き合い方にも通じるものがあります。
●ロシアでは、日本と違い、俳優は国家資格です。
演劇大学に入るのには、100倍から400倍の倍率で、
俳優になりたい人は、小さいころから、
それなりの訓練を受けているようです。
しかも、トリッピー表現力教室が目指しているように、
ロシアの俳優教育は、「人間教育」なんだそうです。
演技以外にも、学ぶことは多く、多種多様のカリキュラムがあり、
人間の器を広げていくのが、ロシアの演劇教育(スタニスラフスキーシステム)なんだそうです。
ロシアの演劇大学の学生のレッスンを、
拝見させて頂いたら、あまりのレベルの高さに、
びっくりしてしまいました。
今回は、そのロシアのライキン芸術大学の教授で、
かつご自身も著名な俳優として活動されているセルゲイ先生が
本場ロシアから来日していただいてのレッスンとなりますので、
こんな機会は滅多にありませんので、
ぜひぜひ、ご参加ください。
●場所は、広尾駅から徒歩5分。
天現寺隣、「多聞ホール」です。
アクセス、こちら↓
http://tengenji-square.jp/access/●開催日は、
2018年8月20日(月)13時30分~15時30分
●内容(予定)少し、ご紹介します。
①輪になって、椅子に座って、手拍子を、隣の人に回していく。
素早いスピードであったり、嬉しい感情であったり、怒った感情であったり…
そんな手拍子を、隣の人に送ったり、送り返されたり…
⇒目的:これは、集中力や、相手や全体との呼吸を合わせること、様子を見ること、感情を出してみること、他者が出した感情を受けること等が、目的です。
②輪になって座り、その中で、1名(A)が、部屋の外に出ます。
外に出ている時に、部屋にいる人の中で一人リーダーとなります。
そのリーダーの動きを、Aに悟られないように、微妙な動きや変化を見つけて、
誰がリーダーなのか、Aが当てます。
他の人は、誰がリーダーなのか、Aにばれないように、動きます。
⇒目的:これも、集中力と、注意力を鍛えます。自分勝手には出来ないことなので、他者との呼吸を合わせたり、様子を見たり、
本当に小さなサインを見逃さないように注意深く意識を向けることが、求められます。
ゲーム形式なので、とても楽しく参加できます。