CV(英文経歴書)の書き方講座《基礎編》

オンライン

CVは履歴書の英訳版ではありません。外資系企業を目指す方は、外資系の組織、人事体系、職務権限などを理解してCVの書き方を身に付けましょう。

こんなことを学びます

≪能登半島地震の被災者、その関係者には料金半額としていますので、お申込みの前にご連絡ください≫


【オンライン開催中】
現在は講義をオンラインで開催しています。
また、オンライン開催中は各回1名のマンツーマン・レッスンを行っています。



<こんなこと学びます>

長年、外資系企業のシニアポジションで働いてきた経験上、採用のために数百通のCVに目を通してきましたが、CVを読めばだいたい次のようなことがわかります。
1. その応募者(候補者)がどの程度の英語力か(これはTOEICのスコアとは別物です。)
2. 外資系の企業文化にすぐに溶け込めるか、その環境で実力を発揮できるか

ですから皆さんはこの講座を通じて次のようなことを習得してください。
- 日本企業と外資系企業の違いを学ぶ
- 外国人(特に英語のネイティブスピーカー)が違和感なく読めるCVを書く基礎的な英語力を身につける
- 更にそのCVの内容をベースに英語での面接に備える


<こんなこと教えます>

この講義ではCVの具体例も紹介しますが、日本の履歴書(職務経歴書)とは異なり書式(フォーム)は画一的ではありません。
ですから、何故このような書き方をすべきか(或いは、その方が好ましいか)、何故このような項目を入れるべきか、自己アピールの仕方は何故日本語と英語では異なるのか、などなどについて説明します。

ところで、先日英国のキャリアアドバイザーが次のようなことを言っていました。
私がこの講座で教えていることと共通する部分でもありますのでちょっと紹介させていただきます。
CVの目的:
次のステップ(面接)へ進むためのものだから、多忙な読み手(採用担当者)のことを考えて読みやすい内容にすることが重要

記載内容のポイント:
重きを置いて記載すべきはEvidence(事実)であり、Assertion(主張)ではない。
* この点は私がよく説明するObjective(客観的なもの)とSubjective(主観的なもの)に通じるところがあります。


<ここのレッスンで得られるもの>

この講義を通じて、基本的なCVの書き方を身につけ、更に英語での面接や外資系企業への入社に備えて心と頭の準備を行ってください。



ところで、今回の新型コロナウイルスに関して皆さんも世界各地で発信される様々なニュースに接していると思いますが、それらの中には普段は聞き慣れない医療関係の単語もあると思います。
ビジネスの世界では今までも様々な分野から単語(医療系用語、スポーツ用語、軍隊用語などなど)を「輸入」して取り入れてきました。

例えば、「状況を分析する」というような時に「分析:analysis」を使うのは一般的ですが、「診断:diagnosis」を使うことも稀ではありません。
CVの記載文の中でもこの単語 (n) diagnosis, (v) diagnoseを見かけることがあります。
ちょっとレベルは高いですが、このような比喩的な使い方をされる業界用語にも慣れてくださいね。

また、「今回のこのコロナ危機の経験を無駄にするな(Never waste the good crisis)」という英語を日本人が話しているのをTVで聞きましたが、これはちょっと直訳っぽい感じの英語かなと思います。
たぶんネイティブならこんな風に言いそう 
Let’s leverage this opportunity (crisis) 

この動詞はビジネスでもよく使いますし、takeよりも、make the most(best) ofよりも強い語感があるので、leverageを使うと締まる感じです。


それから英語面接に備えるためにもやはり幅広く国際情勢をチェックしておくことをお薦めします。

例えば、
I will work day in (and) day out to deliver for you.

2022年英国のスナク新首相が就任会見で使ったこの単語(v) deliver は奇しくも前月9月にトラス前首相も就任会見で使っていましたね。

Twitterにも記載しましたが、現在この単語はある種パワフルワードのようにビジネスでもよく使われています。

CVを書く際にも使われますし、面接でも使われますので、この講座でもキーワード(重要単語)の一つとして触れています。

外資系面接では、下記の質問は基本的には全て同じような意味です。
What can you deliver (to us)?
What deliverables can I expect from you?
How can you contribute to our business?
Why should I hire you?



また、米ニューヨーク州のクオモ知事が2020年4月の定例記者会見で政府の対応(不足)に不満を表明した時の英語、

Don’t pass the buck without passing the bucks !

当時のトランプ大統領に文句を言う際にもこんなちょっとインテリジェンスを感じさせる表現を使っているところも学んでくださいね。

似たような表現として、
2021年、バイデン大統領が記者会見で現在のアフガン問題に関して
Buck stops me 責任は私が取る
と言ってました(文法的には、The buck stops with me かな)

こういう英語表現は特別なものではなくビジネスシーン(実社会)ではよく使われています


【Twitter】
上記で紹介しました例文のように実践的な英文フレーズや単語の使い方などを紹介しています。ご興味があれば、
TakahiroSekiza1
で検索してみてください。 

以前に、最近よく使われるようになった「politicize:政治化、政治問題化」を取り上げてから一週間にわたり『名詞または形容詞+ize(英では+ise)』で動詞に変身する語を紹介しました。
CVでも (v) specialize, (v) materialize, (v) itemize, (v) prioritize などなどよく使いますよね。


【関連講座】
CV提出予定がまだ具体的に決まっていない方や外資系への転職を考えているのでCVのことも含めて色々と準備を始めようとしている方には『外資系転職準備講座(基本確認事項)』の受講を是非お薦めしたいです。ご検討ください。
続きを読む

3月30日(土)

13:00 - 14:40

オンライン

予約締切日時

3月29日(金) 13:00

参加人数

0/1人

開催場所

オンライン

価格(税込)

¥5,000

1.)「受けたい」登録をしていただいている方には割引料金でお申込みができる講座申込リンクを送信していますのでご利用ください。 2.)このセッションはSkypeを使用したビデオ会議方式で行います...もっとみる
  • 3月30日(土)

    13:00 - 14:40

    オンライン

  • 参加できる日程がありませんか?
    先生に開催リクエストを送ってみましょう!
    開催リクエストする
受けたい
29人が受けたい登録しています

オンライン受講日程

3月30日(土)13:00 - 14:40

¥5,000

参加人数0/1人

参加できる日程がありませんか?
先生に開催リクエストを送ってみましょう。

この講座の先生

実践的な英語力、大人の英語力を磨く

国内の大学を卒業後に日系金融機関へ就職。
約11年間の在籍中に海外勤務も海外留学も経験しませんでしたが、就職後も個人で英語力の向上に努めていたために外資系金融機関へ転職。
転職後3年弱で部長(部門のヘッド)となり、その後も外資系金融機関数社で Executive Director などを歴任。
日本で生まれ育った私でも、海外生活や海外留学の経験のなかった私でも、大学時代に英語の成績が中くらいだった私でも、もっと英語が上手になりたいという気持ちさえあれば、外資系企業で活躍することもできたということを皆さんに伝えたいと思い、ストアカで英語講座を開...
+続きを読む

当日の流れとタイムスケジュール

10分程度:講義内容の説明など
30分程度:CV作成に際しての基本事項の説明(外資系の組織、採用プロセスなども含む)
30分程度:CVの具体例の紹介、内容説明
10分程度:面接のポイント
10分程度:HR関連英単語やOffer letterについて
10分程度:Q&A session
続きを読む

こんな方を対象としています

外資系企業で働きたいと考えている社会人の方、大学生の方
続きを読む

受講する際は以下をお読み下さい

【通常開催(貸会議室など使用)】の場合
会場(貸会議室)は開始時刻の約5分前から入室できます。
開始予定時刻になりましたら講義は開始しますので、遅れずにお越しください。

【オンライン開催】の場合
ビデオ会議のツールは、基本的にはMSのSkypeを使用します。
ただしアップルのFaceTimeでも対応可能ですので、そちらをご希望の場合はお申込み前にお知らせください。
当日は講義開始時刻の10分前に接続しますが、初めての方の場合は受講お申込み後に(受講前に)念のため一度接続テストを行なわせていただくことがありますのでご協力をお願いいたします。
尚、当日使用するテキストはソフトファイルで事前に送信しますので、受講時にはテキストを見ながらご参加ください。
続きを読む
※ストアカでは講座に適用される保険を用意しています。詳しくはストアカ補償制度をご覧ください。

レビュー9

  • 楽しかった( 4 )
  • 勉強になった( 8 )
  • 受ける価値あり( 4 )
  • この講座は「基礎講座というよりは実践講座」でした
    女性 50代

    外資系転職に向けて取り組んでいたので受講しました。エージェントチェックや個人的に依頼してネイティブのチェックを受けましたが(もちろんその手の本も購入して参考にしました)今回のレッスンを受講したことによって、改めて何に的をしぼっり作成すべきなのかという焦点が腑に落ちCVに対する意識ががらっと変わりました。採用担当をされていらした先生ならではの戦略的なCVの作り方や、準備することで面談はどのようにしていくべきか、までほぼクリアになり大変助かりました。質問も沢山させていただいたのでありがたかったです。外資系希望の方、ぜひ一度受講をおすすめします。

  • この講座は「外資への転職に関するマインドも学べる講座」でした
    女性

    書類通過後の面接や入社後までを見据えたアドバイスをいただけたので良かったです。ありがとうございました。

  • この講座は「経験豊富な講師から学びとやる気を得られる講座」でした
    その他 30代

    ・講座の受講意図
     転職面談を希望する企業へのエントリーに英文CVが必要なことが分かり、応募期限が迫る中この講座を発見。急遽受講を決めました。

    ・英文CV作成経験
     過去に一度もありません。採用側として目を通したこともあまりありません。

    ・期待していたこと
     以下3点を知りたいと思い、受講しました。
     ・英文CVとは何か?選考においてどのように機能するのか?
     ・英文CVで、相手に何を特に見られているのか?
     ・最低限守るべきお作法は何か?

    ・評価
     期待していたことは十分に得られたと感じています。
     そもそもの語学力が不足しているため、その点改善が必要なことを自覚しつつですが、自分自身の可能性を拡げるきっかけになったと感じています。
     また、当初予定していた書類選考はおかげさまで無事通過しました。まだ全てのプロセスが完了したわけではありませんが、一時は応募自体も諦めかけていたため、モチベーションアップも含めてCV講座を受講したおかげかと感じております。

  • キャリア・転職のおすすめの先生キャリア・転職の先生を探す

    キャリア・転職の関連カテゴリーから講座を探す

    先生のスキルから探す