いくら英語を勉強しても一向に聞き取れるようになる感じがしない……そんな風に諦めてしまっているそこのアナタ!
この講座では、英語が聞き取りにくい原因についてご説明するだけでなく、皆様に実際に完コピをしていただくことで、ネイティヴの発音に近づく→聞き取れるようになる……を目指します!
https://youtu.be/caq61ziQjfY「息が続く限り一気に読む」
それが英語の特徴です。日本語のように一つ一つ単語を区切って読まないので、音がどんどん繋がっていってしまうのです。これを「音声変化」と言います。1つ目の単語の終わりの音と、続く単語の始めの音が、つながったり、いずれか一方の音が脱落したり、2つが合わさって新たな音になったり。
この講座ではそのパターンを15個お教えしますが、全て覚える必要はありません。一つ一つのアルファベットの正しい口の形と音の出し方をきちんと実践すれば、自然と音がつながっていきますよ。これが一番重要なポイントです。とにかく考えない、立ち止まらない!
ルールに捕らわれすぎると、流れるような本来の英語の発音は出来ず、逆に聞き取れなくなってしまいます。「知識として知っている」ことと、「実際に発音出来る」「聞き取れる」は違います。本末転倒にならないように、理論だけでなくしっかりと実践まで持っていきますね。
発音のルール(例)
~ルールその1 連結(リンキング)~
語末の子音と、それに続く語の語頭の母音がつながって発音される現象のことです。子音は、口はあまり開けないで出す音で、母音は口を開けてはっきりと出す音です。この2音がつながるということはどうなることかと言うと、例えば「Thanks a lot」であれば、sでわずかに出ている息を残したままaで口を開けるので、「す・あ」ではなくこの2音がつながって「さ」という音になり、「さんくす・あ・ろっと」ではなく「さんくさろっ」という音になるのです。
連結が起こって発音されている例をいくつかご紹介します。
Turn at ~ たーなっ~
Please ask at ぷりーざーすかっ~
You will find a~ ゆーうぃるふぁーいんだ~
Have a はヴぁ
~ルール2 脱落(リダクション)~
もともと「t」や「d」などの子音は舌を使って口の中のスペースを狭くすることに意義があるタイプの音です。後ろに母音が続かない時は舌をはじく必要がないので、舌を上げるだけで終わります。音が出なくなるのです。この現象が脱落です。
例をご紹介します。赤文字の音(t, d)が「脱落」して実際には発音されません。
Turn at the corne たーなっだこーなー
Please ask at the police station ぷりーざーすかっだぽりーすていしょん
You will find this shop ゆーうぃるふぁいんでぃっしょっ
Have a good day! はヴぁぐっでい
~ルール3 同化(アシミレーション)~
近い音同士が影響し合って音が変化する現象のことを言います。速く次の単語を読む準備をする必要があるときや、逆に前の単語を丁寧に読んだ結果、前後の音が変化することがあるという程度のことです。
例をご紹介します。
Thank you せんきゅー
I’ll meet you at~ あいるみーちゅーあっ
Did you go to~ でぃじゅごうとぅ~
専門的な言葉を使うと難しく聞こえますが、とにかくぶつ切りにならないように、流れるような英語の「韻律」(Music of English)を意識して、楽しく練習しましょう!
TOEICのリスニング対策にはもちろん、発音の講座の続編として受けていただくのもおススメ。
私が字幕翻訳をさせていただいておりますこちらのチャンネルもご参考までに。
https://youtu.be/h1kBRXkQ6cI
教材や試験で聞く英語とは違う、普通の人たちの英会話がどういうものかを教えていただきました。
リズムに乗せて話すという意識は今まで持ってなかったので、さっそくメトロノームのアプリを入れました!