ブランドの基本的な考え方を学び、また参加者同士の意見交換を通じて感覚的にブランディングを身につけましょう!
MBAと知識科学修士でのブランド研究と、転職による複数業界でのマーケティング関連の業務経験をもとに、2012年よりブランディング勉強会を主宰しています。
マーケティング学会に所属し、研究や知識のブラッシュアップに努めていますので、業務経験加え最近の研究も織り交ぜながら、ブランド育成を志す人、現在のブランドを見直したいという人に寄り添い、ブランディングの手助けをしていきたいと思います。
また価値基準が多様化している今の時代は、1人の経験や見識でブランドを育成するには限界があります。そこで参加者同士の意見交換から創造される新しい知見をブラン...
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ワークと書かれている時間は、事業をしている方やこれから起業を行いたい人がビジネス・プランを発表し、批判を含め、あれこれ好きなことを言われる討論会です。講義は、ブランディングの入門書の1章目くらいの内容です。普段、マーケティングに携わっている人なら感覚的に身についている事柄を簡単に説明してくれます。マーケティング担当者でなくても、生活者目線のある方なら感覚的にわかっていることなので自分の中の確認にはいいかもしれません。
困ったのは、ネタがないから自分の携わっているビジネスに関して、前に出てきて発表するように言われたことです。会社勤めをしており、守秘義務もありますので、企業でマーケティング経験のある講師からそのような発言が出てきたのにはびっくりしました。
そして、自分の経歴も話さなくてはいけません。そして、話したが最後、「あなたはこういう仕事をやっているから、これは必要でしょう?」とか、「あなたはさっきこういうことをいったから、こう」という風に決めつけられることがあります。マーケッターは与えられた条件の中で他人が気づかない可能性を見つける仕事であり、何にも縛られない自由さも必要だと思います。決めつける雰囲気があるところではマーケティング思考はあまり身につかないと思いました。
そして、もともと、内輪の討論会から始まった会のようですので、あくまで議論の場です。アットホームに広く一般的な意見を聞きたいという人にはいいと思いますが、厳しい現実の中でそれでも成功するために具体的なアクションを起こしたいと考えているなら、もっと適切なアドバイスが得られるところに行かれたほうがいいと思います。なお、そもそもブランディングができていない講座なので知らずに行くと価値のない時間になる方もいると思いましたので投稿させていただきました。ご参考になりますと幸いです。