企業がどんなに優秀な商品やサービスを提供したくても、知名度がないと売れません。知名度を上げるため、チラシや雑誌広告など高い費用をかける企業は少なくありませんが、高い広告費を払っても、かかった広告費用以上の売上を上げるのは難しいのが現状です。
広告は薬事法や景品表示法、健康増進法などの規制が多く、アピールしたいことをストレートに書けない場合もありますが、広報による特集記事ならば、消費者の信頼も得られ、ブランドづくりに効果的です。
チラシやフリーペーパーなどの広告制作だけをするのではなく、広告内容を考えるついでにできる広報活動で得られる、より多くのメリットがあります。有料の広告より無料の広報の方が効果が高い場合も少なくありません。
約100社を経営支援した際に広報活動をしているのは一部の大手メーカーだけで、ほとんどの中小企業は広報自体を知らない、または、マスコミに取り上げられるのは敷居が高くて不可能という認識で、高額な広告ばかりに費用をかけるのは実にもったいないことだと常々感じています。
この講座では、広報担当15年の経験で積み上げた実績をもとに、マスコミに毎月100誌以上の媒体に無料掲載して得られた効果(年間1億2000万円分の広告効果)と、他の仕事と兼務してでもできる費用をかけない簡単なノウハウを具体的事例をご紹介しながら、お伝えいたします。
年商5000万円で社員10人の小規模化粧品会社が、広報を使ってたった5年で年商30億円になったノウハウです。
広報セミナーは「ニュースリリースの書き方講座」で終わっているものが多いです。ニュースリリースの書き方も大切ですが、力をつけなくてはいけないのは毎月掲載される企画力なのです。
お持ち帰りいただける参考資料も豊富にご用意し、講義だけでなく、参加者様ご自身で考えていただくワークショップ中心の勉強会です。
1月の広報勉強会のテーマは「クラウドファンディングを利用したPR」です。クラウドファンディングって、資金調達のことでしょ?広報と何の関係があるの?・・・普通はそう思いますよね!
クラウドファンディングを利用することによるPR効果はクラウドファンディングサービスのWEBサイト上で露出することで、ファンを創出し、ソーシャルメディアを通じて拡散し、さらに多くのファンや出資者を獲得するというサイクルを作り出すことができます。要は、お金を掛けずにプロモーションを行なうことができるのです。
ただ単純に商品を販売したいというだけでは、出資者の獲得は難しく、際立った特徴や面白さ、他にないインパクト、または、出資者の共感が得られるアイディアが必要です。
無料で資金も集まって、PR効果でファンもできて、いいことずくめの印象ですが、実はデメリットもないわけではありません。
次回は資金調達しながらPR効果を狙うクラウドファンディングサービスの利用方法を勉強いたします。
第56回広報勉強会「クラウドファンディングを利用したPR」
日時:1月25日(木)18:30~20:30 (受け付け開始は18:15)
開催場所:東京体育館 サブアリーナ 第三会議室
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1
JR総武線「千駄ヶ谷」都営地下鉄大江戸線「国立競技場」徒歩1分
参加費:1名様 3,000円
内300円は東北復興支援として一般社団法人起業支援ネットワークNICeを通して寄付させていただきます。
http://www.nice.or.jp/募集人数:10名様
お申込み〆切り:1月23日(火)
参加希望が定員になりましたら、事前に〆切らせていただきます。
https://www.youtube.com/watch?v=UPLh3J7p18g