今から20年前、私ども博報堂生活総合研究所は子ども(小4~中2)を対象とした大規模調査を実施しました。
そのレポートとなる『子どもの生活1997』では、高度情報社会を生きる子どもたちを、世の常識や自分の役割、他者との関係などに俊敏に適応しながらスイスイ生きる「少子化時代のアメンボ・キッズ」と命名しました。
“子どもはいつの時代も変わらない”とも言われる中、はたして彼らは、この20年間でどう変わったのでしょうか。
このたび私たちは、10年ぶり3度目の調査を行うとともに、1997年・2007年からの時系列分析を行いました。
その結果、物心ついた時からデジタル機器に囲まれた「デジタル・ネイティブ」は、スマートフォンやタブレットPCを活用し、タダ(無料)が前提の新しいコミュニケーションや消費を楽しむ「タダ・ネイティブ」であるということが見えてきました。
人口がもたらすインパクトゆえ、社会は高齢者に目がいきがちですが、次代の日本を担うのは、“子ども” 。
彼らを理解せずして、日本の未来は考えることはできません。
子どもの意識と行動の20年変化と共に、次代の日本を担う彼らが生みだしつつある新しい消費行動をご紹介します。
当日は、研究内容の講演に加えて、主な調査データからの皆様の仮説を事前に募集させて頂き、それを元にしたディスカッションを予定しております。
未来の市場を考える機会として、ぜひご活用ください。
★生活総研の研究員を体験してみませんか?!★
<仮説セッション>用仮説 事前募集中!
上席研究員の酒井です。
小4~中2の子どもたち。この20年でいろいろな意識変化が起こりました。
たとえば、「テレビの話は本当のことが多い」 47.9% → 71.3%。
さて、みなさんに質問です。
Q1) この数値の上昇の背景には、子どもたちの「どんな気持ち/環境の変化」が隠れているのでしょう?
Q2) これから、どんな行動が増えていくのでしょう?
Q3) これから、どんなモノ、サービス、コンテンツが求められていくのでしょう?
生活総研の研究員たちは、調査結果から、このように、いろいろな「仮説」を生み出していきます。
みなさんも、「仮説」を作ってみませんか?
いただいた中から5名の方の仮説を、研究員ディスカッションで取り上げさせていただきます。(参加記念品つき)
お題は下記より、気になるデータを選んで、上のQ1~Q3の「仮説作り」にチャレンジしてみましょう!
データ1 →
http://seikatsusoken.jp/report/10372/データ2 →
http://seikatsusoken.jp/report/10429/締切は、10月25日(水)
応募ご希望の方は、お申込時に事務局宛にメッセージをお願いします。
提出用フォームをお送りいたします。
奮ってのご応募、お待ちしています!