大事な思いを言葉化するミッションづくり

私はずっと営業をしてきました。調子のいい時ばかりではありません。モチベーションが上がらない時も多々あります。ノルマのような目標がキツイ時もたくさん経験しました。そういった時も恥ずかしながらがむしゃらに気合いや根性でなんとか切り抜けようとしてきたのです。

営業とはそういうものだという思い込みもありました。でも気合いで開拓してご縁になったお客さんともフォローして継続したお付き合いができないと売り上げが安定してきません。
気合いではフォローができませんでした。
そんなことから行き着いて行った先がミッションを持つことでした。

ミッションとは平たく言えば、自分の役割や意味を自覚するということです。
アメリカの心理学会の権威マーチン・セリングマンは、人が幸福を感じる状態を3つあげています。1つめは快楽2つめは没頭3つめは意味、とあります。

快楽や没頭は瞬間的なものですが、3つめの意味は持続的でいつでもどこでも意味を感じようと思えば、その状態そのものが幸福感をもたらし、自分の能力をフルに使って前進しようとしてくれる力があります。

個人事業主のビジネス活動は自己と向き合う場面が多いものです。

様々な誘惑や折れてしまう心の状態も、このミッションを持つことによって心の拠り所ができ、静かな炎がメラメラと沸き立ち、自分の望んでいる未来への推進力を自分でコントロールすることが可能になるのです。

営業や仕事に限らず人生においても大きな原動力となり、あなたを幸福や成功の状態へと引き上げてくれるものとなるでしょう。