楽器を使わず♪ 音楽美(おとあそび)ワークショップ

対面

音楽表現のための必要な3つの簡単ルールを使い、「音楽を演奏する」音楽ワークショップです。

こんなことを学びます

★音楽を表現する?★
こんにちは、こんばんは、おはようございます!
初めまして。ウチダヨシノブと申します。


あなたは音楽が好きですか?

音楽を演奏するのって、ましてや音楽なんて実はとっても簡単なのをご存知ですか?


ヒットチャートに載るような「音楽」...例えばイントロがあってAメロBメロからサビでドーーン!間奏になってあれやこれやしてエンディングへ...だけを「音楽」と捉えるのは勿体ない!


あなたは楽器の演奏したことはありますか?
楽器に挫折されたあなた。
学校の音楽の時間が嫌いだったあなた。

僕は楽器演奏に何度も絶望しました。なんて不自由なんだろうと考えていた時期もありました。技術点を競い合う楽器競技会を求めて何処へ行くのだろうかと。それに対しカナダの作曲家マリー・シェイファーは「万人のための音楽ではなく、次のグレン・グールド(*1)」を育てるためであると語りましたね。


でもね、音楽を表現するってめっちゃくちゃ楽しいんですよ!音楽とは何をしても自由なのよ。
みんなで音楽を演奏しましょう! いやいや。楽器も出来ないし、うたも苦手だよ。。。と怖じ気着いたあなたこそ!

ましてや「演奏」するなんて...楽器もできないし、うたにも自信が無いよ...いやいや、みんなチビっこい時には自由な「演奏」をしていたんです!
岡本太郎は「絵画は万人によって、鑑賞されるばかりでなく、創られなければならない。だれでもが描けるし、描くことのよろこびを持つべきである(*2)」と主張しましたが、これは「音楽」に置き換えることができます。

「私には楽器ができない」と言う人の音楽が聴きたい。楽器ができない人の音楽こそが一番崇高で一番面白いと僕は思っています。
『「音楽」を「演奏」する』なんていう先入観を打ち破り、あなたとみんなで自由な音楽を解き放ちましょう!そんな音楽ワークショップです。


(*1)若尾裕『モア・ザン・ミュージック』勁草書房、1990
(*2)岡本太郎『今日の芸術 時代を創造するものは誰か』光文社、1954



★こんなことやります★
音楽表現のために必要な3つの簡単ルールを使い、「音楽を演奏する」ための前段階を皆さんで深めたいと考えています。

★こんなことが体験出来ます★
音楽をかんたんに作ることができます。


★このレッスンで得られるもの★
音楽って自由なんだ!と思えます。


★こんな風に教えます★
室内で、少人数制のグループで楽しく教えます。
レクチャーとワークとディスカッションを組み合わせた構成です。
講師の一方的な説明にならずに参加者の皆さんと対話する形式で、自由に楽しく学んで頂きます。


★持ち物★
楽器は持参「しないで」ください。
勇気だけ持ってきてね。
あとはお水とか。


★定員★
10名程度


::::: ::::: :::::
 「私ウチダヨシノブがこのワークショップにより「何をしたいか」云うと、「21世紀における音楽とのあり方を再提案したい」のである。

 筆者は音楽家であり、常々音楽とのあり方に対して疑問を持つ。
 ロマン派に完成し20世紀に成熟したシステムが、音楽の世界では生き残っている。所謂クラシック音楽は勿論、筆者が育ったポピュラー音楽も然りである。そのシステムとは、演者(ステージ|音源)から聴衆|観客へ向けて、一方向のベクトルによる鑑賞方法である。これは21世紀に生きる我々には古臭い過去の遺物であり、先細りの将来像しか見えてこないと考える。
 音楽とコミュニケートするため一般的に提示されるのは、「楽器を演奏する」か「うたう」方法論だ。これに対しカナダの作曲家マリー・シェイファーは「万人のための音楽ではなく、次のグレン・グールド(若尾 1990)」を育てるためであると語った。

 筆者の考える「音楽」とは、従来の区分法によると総合芸術・パフォーミングアートの領域にあたる。これは応用音楽 applied theatre/musicとも言えるが、実は先祖帰りにすぎない。古代ギリシャに於ける『ムーシケー』、中国漢代に於ける『樂』の考え方へ回帰するのだ。イギリスで1970年代より発展したコミュニティミュージックと云う方法論があり、音楽療法の領域にも相似するが、これを一般的にしたいのだ。何も難しいことはない。ただ音楽の楽しさ、面白さ、そして奥深さを一般的には知覚していないだけなのだ。筆者は誰でも自由に表現できる楽しさを伝えたいのである。岡本太郎は「絵画は万人によって、鑑賞されるばかりでなく、創られなければならない。だれでもが描けるし、描くことのよろこびを持つべきである(岡本 1954)」と主張したが、絵画を「音楽」に置き換えようではないか。

 音楽の手法を社会に生かす事こそが、21世紀に生きる我々の方法論なのではなかろうか。それは従来の方法論(作曲法/method/theory)に拠らぬ、ノンバーバルなコミュニケーション方法であり、SNSに代表されるweb世界=双方向コミュニティのための、デジタルネイティブ(世代)並びにアナログネイティブ(世代)のための、乳幼児から成人まで、ゆりかごから棺桶まで全ての世代、地域、民族のためのツールである。この相互関係によるコミュニケーションは、ワークショップの方法論が現時点では最適であると筆者は考える。
 『「音楽」を「演奏」する』不自由さから解放されて、「21世紀における音楽とのあり方を再提案したい」のである。


参考文献
若尾裕『モア・ザン・ミュージック』1990、勁草書房
岡本太郎『今日の芸術 -時代を創造するものは誰か-』光文社、1954


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開催日程がありません

開催予定エリア高円寺・荻窪

価格(税込)¥2,000

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この講座の先生

のための主宰 / 音樂屋

Pop musicを少々、Jazz以外の音樂全般。即興音楽/現代音楽系の演奏にもたずさわる。(公財)音楽文化創造 生涯学習音楽指導員。

14歳よりElectric Bassを始め、某音楽学校にて音楽を学ぶが失望。一時期音楽から離れる。後に石川俊介氏に師事、演奏活動を再開。インディーズバンド、各種セッションのホストバンド、ナイトクラブのハコバン、様々な表現者とのライブ/レコーディング、Electric Bassを土台とした音樂全般の講師活動などを行う一方、作曲/編曲/音源譜面制作/ローディー/舞台制作など裏方作業も手がける。

また東京文化...
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当日の流れとタイムスケジュール

ウォーミングアップ
レクチャー
ワーク実習
ディスカッション
クールダウン
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こんな方を対象としています

楽器演奏に挫折された方。
学校の音楽の時間が嫌いだった方。
音楽ってなんだ?と悶々とされている方。
新しい気付きを求めている方。

このWSでは音楽表現のために必要な3つの簡単ルールを使い、「音楽表現/演奏/歌唱する」とは何なのか?を問い求め、「音楽を演奏する」ための前段階を皆さまと深め、「音樂」とは何か?を問いを提示したいと思っています。

それはデレク・ベイリー以降における『インプロヴィゼーション』の行為とは何か?に通じる作業だと考えています。
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受講する際は以下をお読み下さい

動きやすい格好でお越しください。
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レビュー2

  • 楽しかった( 2 )
  • 勉強になった( 1 )
  • 受ける価値あり( 1 )
  • この講座は「楽しんだもの勝ちの講座」でした
    男性 30代

    音楽の講座なのに楽器も何も使わないでどうやってやるんだろう?
    と、思ってましたが、行ってみてよくわかりました!
    音楽を難しく考えず、まず楽しむこと、どこからでも音楽は生まれるということを体感した楽しい講座でした!

  • この講座は「初体験満載」でした
    女性 30代

    と言いつつ、小さい頃は、こんな事して遊んでいたのかも、とか、自分の中にあったのに、目を向けて来なかった感覚が蘇る不思議な体験でした。

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