誰も教えてくれないWebディレクターのコミュニケーション術

■概要

Webディレクターになってみて、どう振舞ったらよいのかコミュニケーションに悩むことはないですか？

今ではWeb検定等もあり必要な基礎知識は整備されましたが、実際の現場に入ると、具体的なディレクターとしてのマインドや立ち位置、そして問題が起きた時いったいどうふるまったら良いかわからなくなる事が多々あるのではないでしょうか？

皆こういう時どうしているんだろう？と・・。

例えば、
・デザイナーからデザインについて意見を求められているけど、どこまで口を出して良いのだろう？またどう言うべきなのか？
・コーダーやエンジニアから仕様を教えてほしいと言われたけど、そもそも仕様って何？私が決めるの？
・クライアントから見積りを出してと言われてもこのタスクは経験がないから適正な作業日数や時間単価がわからない。市場ではいくらぐらいなのだろう？
・クライアントからの回答が遅く、プロジェクトが予定のスケジュールより遅延しているのだけど、こういう時どうしたら良いのか？

等々。

なぜ教育機関で教えてもらえないかというと必要な知識体系は有名なデジタルスクールや本で学べても、現場では様々なスキルレベルの人がおり、常識的な前提とは異なるイレギュラーな状況が現実には多すぎて、その時その場にて自分自身で判断するしかないからです。

クライアントが判断すべき事を判断してくれない。デザイナーやコーダーが知っているべき事を知らず、やるべき事をやっていない等。

またディレクターとしての具体的な判断基準やコミュニケーションについて教えてくれるところや書籍は今でさえなかなか見当たりません。現実は、OJTとして会社組織内で経験することが大半でしょう。

ほとんどの人が新米ディレクターとして時に先輩ディレクターに相談にのってもらいながら無我夢中で1年、2年と時がたつ内にだんだんとディレクションとは何なのか、自分自身の経験からつかんでいくケースが大半なのではないでしょうか。

しかし身の回りになかなかお手本となるような頼れる先輩ディレクターがいない人の場合、本当に困ると思います。

私自身も最初の数年どころか5年ぐらいは予算の大きなプロジェクトと大企業ばかりだったせいもあり、常に現場で四苦八苦してきました。
ITバブル期にWeb業界に身を投じてから20年近くこの仕事を続けてきた今でさえ、ゼロではありません。

2000年当時はまだ業界の草創期でしたので、Webディレクターとしての知識体系やコミュニケーションスキルについて教えてくれる所どころか適切な本さえどこにもありませんでした。

そんな私がWeb制作の現場の中で20年間様々なクライアント、制作会社、コンサルティング会社の中で培ってきたコミュニケーションの勘所や判断基準についてこの講座でお伝えできればと思っています。

この講座でWebディレクターとしてあるべきコミュニケーションについて学んでいただき、Webディレクターになる踏み台にするなり、すでにWebディレクターとして働いている方には自信をもって判断できるようになっていただければとてもうれしく思います。

ぜひ受講して、あなたの今の現場に持ち帰り実践してみてください。



■この講座で学べること


・Webプロジェクトの全体像と関わる人たちの行動原理

・Webディレクターがプロジェクトの中で果たすべき役割と責任

・Webディレクターがカバーすべき業務及び責任範囲

・クライアントとのコミュニケーションの取り方で一番重要なポイント

・デザイナー、コーダー、エンジニアなどの制作メンバーに対するディレクターとしての振る舞いと判断ポイント

・Webディレクションがプロジェクトの進行過程の中で成否の鍵を握るポイント

・Webディレクターが最低限知っておくべきシステムに関する知識の範囲

・プロジェクトマネジメントの基礎知識


■この講座で得られること

・Webディレクターとしての責任を持った行動がとれるようになる

・対クライアント、デザイン、システムについてディレクターとして自信をもって発言できるようになる

・クライアント、デザイナー、コーダー、システムエンジニアに対する具体的なマネジメント方法と迷いのないコミュニケーションが取れるようになる

・Web制作の流れの中でディレクターが一番注力すべきポイントがわかる

・自分が今何をもっと深く勉強すべきかわかるようになる