睡眠改善メソッド《基礎編》

＜講座開催への想い＞
健康維持の3本の柱として、「栄養・運動・睡眠」が大切だと聞かれたことがあると思います。

日本の現状を見た時に、栄養の専門家（栄養士・管理栄養士）の数は約133万人（厚生労働省：2018年）、運動の専門家（スポーツリーダー・各専門指導資格者）の数は約58万人（公益財団法人日本スポーツ協会：2019年）となっています。

しかし、睡眠の専門家に関しては、様々な睡眠関係の団体が個別に人材を育成しているものの人数は少なく、はっきりと把握できていないのが現状です。しかも、睡眠の資格に関しては日本で統一されたカリキュラムが無いためにレベルにばらつきがあり、睡眠の知識を持ち、睡眠に関する資格を持っていても、実際に睡眠に困っている人に対して睡眠改善のアドバイスまでできる人は、かなり少ないと思われます。

さらに日本の社会では、「睡眠時間を削って頑張っている人は偉い」という、昔ながらの考え方がまだまだ主流で、睡眠先進国のアメリカのように、社内に昼寝用の部屋を完備したり、睡眠追跡装置の記録を基に、多く寝た社員にボーナスを支給するなどといった風潮はなく、睡眠を積極的に改善したり取り入れることで会社の業績が向上することも知られていません。

その結果、日本人の睡眠時間は《 世界最低レベル 》となっています。
睡眠時間に関するOECD（経済協力開発機構）の2020年の調査では、日本人の睡眠時間は調査対象国32ヵ国中の《最下位》でした。
また、2018年の厚生労働省「国民健康・栄養調査」では、20歳以上の平均睡眠時間を調べた結果、健康維持に必要な最低レベルとされる7時間以上の睡眠を取っている日本人の割合は、わずか27.4％で、《 7割以上の日本人が睡眠不足の状態 》で生活しているという衝撃の事実が浮かび上がりました。

睡眠に関する最新の研究では、6時間睡眠を続けると《 集中力と免疫力が大幅に低下し、心臓病・ガン・肥満・糖尿病・うつ病のリスクも大幅に上がる 》ということが分かって来ました。

最近は、それらの情報が雑誌やネットに掲載され、眼に触れる機会が増えたことから、睡眠の質を改善したいという人も徐々に増えてきています。
しかし、睡眠改善の情報といっても枕やマットなどの寝具を変える程度しかなく、本質的に睡眠の質を改善する方法は、ほとんど知られていないのです。

私は、これまで20年以上にわたる栄養改善のカウンセリングの中で、《 いくら栄養を摂っても睡眠の質が悪い人は結果が出ない 》ということ、そして、新たに睡眠学を取り入れて行ったカウンセリングの中で《 睡眠を改善するには栄養素がポイントになる 》という2つのポイントを見つけ、栄養と睡眠を同時に改善させる《 睡眠改善メソッド 》を構築しました。

「健康や栄養に関する専門書はあるが、そこには睡眠のことが書かれていない」
「睡眠の専門書はあるが、そこには栄養のことが書かれていない」

個別になっている、この2つの分野を統合すると、睡眠が改善されるだけでなく、健康まで手に入れることが可能になるのです。

この大切な知識を一人でも多くの方に伝えたいと考え、『睡眠改善メソッド《基礎編》』の講座を企画しました。

＜こんなことが学べます＞
睡眠に関する基礎知識
睡眠不足と病気の関係
睡眠を改善するための栄養学
具体的な睡眠改善方法

＜こんな風に教えます＞
Zoomを使ったオンライン講義になります。
スライドを使った講義になりますので、大きめの画面での受講をおすすめします。