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日本を代表する古典芸能といわれる能。一見古くて難しいと思われる能の魅力を、様々な視点から御紹介します。
能楽師の視点
日々舞台に立つ能楽師の立場から能を分析し、その魅力をお伝えします。
現代の視点
能はいつの時代の人にも感動を与え、同時代性を持っているからこそ、七百年近く演じ継がれてきました。二十一世紀にも通用する能の精神性に注目します。
世界からの視点
能を紹介する...
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作者の金春禅鳳の作風や、吉野から嵐山の仙洞御所へ桜をもってくる、というお話と共に、桜が咲き誇る様相や、能の舞台も目に浮かぶようで、幸せな気分になりました。
先生のお声の心地よさ、どんな質問にも丁寧にご回答いただき、あっという間に時間が過ぎました。
本公演もぜひ見てみたいと思いました。
高砂のビデオ鑑賞時に、先生のお声が遠かったのが悔やまれます。
能「嵐山」の演能に関して、能面や装束、小書、作り物などを中心に取り上げて、詳細な説明がありました。能楽師の立場から考察された能「嵐山」は、ひじょうに興味深い内容でした。
特に能「高砂」の映像をもとに、能「嵐山」と同一の演出を解説された点は、私にとって新知識になりました。
本講座を受講した結果、今週末の演能をぜひ拝見したいと思いましたが、すでに予定が入っているために参加できません。とても残念です!。
今日は当方の住んでいる地域が停電してしまい、
残念なことに質疑応答コーナーが聞けず終いだったのですが、
とても興味深い内容でした。
見えない者が見える者よりも、より正確に
世界を見ているのではないかと思うことがあります。
けれども実際に見えない者の振る舞いは、見える者にとっては
ぎこちなかったりして、取るに足らない者のように捉えられたりします。
元雅は私たちに「無常とは現実の残酷さを知らないとわからないものだ」
と教えてくれたように感じました。