周辺教養講座・「壁」の頃のベルリンとデザイン

「周辺教養講座」は、中心ではなく「周辺」の興味深い事柄を取り上げる講座です。
1989年の10月中旬から12月中旬までの２ヶ月、
ベルリン芸術大学のプロダクトデザイン科の客員教授として、
ベルリンに滞在していました。
1989年の11月は、ベルリンの壁が壊れた歴史的なタイミングでした。
それから、30年以上発ち、その当時の写真を見ながら、
町、生活、デザイン等をふりかえってみようとおいます。
画像１は私が滞在していた知人のアパート。
画像２はバスツアーで、西側から写したブランデンブルグ門です。
手前に見えるのがベルリンの「壁」です。
最近ベルリンに行かれた方には信じられないでしょう。
画像３は、私の知人のベルリンのデザイナーによるユニークなプロジェクトで、
ハンディキャップのある人達で運営されているブラシ製造所と、
世界各国のデザイナーとのコラボによるものです。
これは、そのうちの一つでブランデンブルグ門を模したブラシです。