『枕草子』を原文&英文で読む 

オンライン

初めての方も大歓迎★『枕草子』を参加者と古文と英語で読み味わいます。随筆文学ですので、どこから読んでも楽しめます!

こんなことを学びます

◆「枕草子」を、原文と英語訳で読んで楽しむ生涯学習。
古文ならではの味わい、英語表現の妙趣、古語と英語を見比べながら一緒に読むことの面白さなど、読書の醍醐味が楽しめます。

◆一回のみのご参加、または継続、どちらでもどうぞ。

◆写真や図説を用いて解説します。

<講読形式>
古文と英語訳を併記したテキストを輪読しながら、参加者に、口語に訳すなり、英文和訳するなりしてもらいます。
(訳さずに音読するだけでも◎。声にだして読むことをおススメしています)
そのうえで、解釈・鑑賞し、講師の一方的な説明ではなく、対話形式で読み進めていきます。

■2週間に一回のペースで内容を更新します。

■オンライン講座のひとつのメリット、画面オフでのご参加でも、どちらでも
 構いません★

★コロナの自粛期間中、古典作品をじっくり読んでみませんか?
心地よいリズムの“コトバ”を声にだして読むことで、
良いリフレッシュ時間にもなるかと思います。

<持ち物>
パソコン、またはスマートフォン、またはタブレット。
資料(郵送またはメールにて送信)

<定員>
4~6名まで
※ご要望に応じて変わります
※月額制コース(3名)から参加される方もおられます。(第二・四 日曜日20時~)
※多少、時間オーバーになる場合もあります。予めご留意ください。

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開催日程がありません

開催予定エリアオンライン

価格(税込)¥1,000

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オンライン受講日程

開催日程はありません。

オンライン受講料に含まれるもの

資料郵送の対応をしております。令和2年7月熊本県豪雨災害により現在近隣の郵便局が被害をうけました。

そのため通常より郵送にお時間を要するようです。

郵送をご希望の方は申込み時にその旨お知らせ願います。

講読資料を電子データでご希望の場合は、連絡不要です。ストアカ専用ページより送信いたします。

この講座の先生

古典文学作品を原文と英語訳とで読む

平成元年(1989年)から、日本の古典作品を、原文と英語訳で、源氏物語・枕草子・徒然草・平家物語・雨月物語・奥の細道・方丈記、などを輪読しながら講読しています。

講座の特徴は、古文や漢文を英語訳と比較・対照しながら読むことで、二つのコトバによる『古典』の世界を味読できるようにしています。

一人では完読がむずかしい古典作品を、一緒に読んで楽しみたい、と思っています。

◆高校生・大学受験生を対象に、『論語』の漢文をテキストにして、基本的な漢文訓読法を学習し、併せてその英語訳を読んで、漢文と英語の読解を同時に学習をします。

 20...
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当日の流れとタイムスケジュール

★当日は

① 地図で講読箇所を確認。
② 朗読テープを聞く。
③ 参加者による輪読。
④ 解釈、観賞、疑問、質問など。
  (古典作品をめぐって、自由闊達なダイアローグができれば、
   と思っています。)
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こんな方を対象としています

・古典作品に興味のある方。
・味わい深い英文をしっかり読んでみたい方。
・古語と英語を比較しながら読んでみたい方。
(競い読むのではないので、古文・英文の読解力は問いません)

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受講する際は以下をお読み下さい

アプリケーションは"ZOOM"を使用します。
①Zoomはご自身でインストールお願いいたします。
②資料はストアカ専用メールで送信いたします。


【その他】
事務連絡などズームのサポートなどは
講師 坂本了のアシスタントのキリエが
担当しております。

ご不明な点等、ありましたらお気軽にチャット等でも
ご連絡ください。

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※ストアカでは講座に適用される保険を用意しています。詳しくはストアカ補償制度をご覧ください。

レビュー26

  • 楽しかった( 26 )
  • 勉強になった( 26 )
  • 受ける価値あり( 17 )
  • この講座は「平安時代につかる講座」でした
    女性 50代

    枕草子の中でも有名な段、香炉峯の雪の段にきました。それにしても、いつもとっさに機転の利く返答ができる清少納言には関心します。またそれがわかってもらえる環境にいるのも、いいですね。それにしてもなんでも知っていますね、中宮様も清少納言も。

    野分の段の後半も、描写が細かいですね。自分もみんなに加わりたいと思っている女性の表情が、着物の描写と相まって、目の前に浮かんでくるようです。

    先生からのコメント

     第二八〇段「香炉峯の雪」の段、中宮様の何気ない問いかけに、清少納言が即座に白楽天の漢詩の詩句を読みとって、言葉ではなく、その詩句にあるような立ち振舞いで応じてみせたところに清少のあざやかな機転がありました。
     あまりにあざやかすぎて、紫式部などは、もしかしたら、ちょっとちょっと、イヤ味じゃないかしら、と思ったかもしれませんね。
     第一八八段「野分けのまたの日こそ」、ここは文句なくいいですね。繊細な感性の眼差しで、まるで美しい日本画の世界を説明しているような感じですね。

  • この講座は「野分の翌日に思うことを鑑賞する講座」でした
    女性 50代

    台風一過は見るに無残な光景ではあるけれども、そんな中に思はず秋の七草が格子に、まるでしつらえたかのように挟まっている様子が、台風の仕業であるとも思えないほどに見事、と言える感性が微笑ましく思いました。さらには、台風で眠れぬ夜に、山風を嵐といふらむ の和歌が思わず口ずさむって、こんな状況でも風流でいられるのが素晴らしいです。もちろんそこを掃除しなくてはいけない、など下世話なことは考えなくてもよい身分ならではでしょうが、どんな状況でも美を見出すことができるポジティブ人間であられるこの心の持ちよう、見習いたいものです。

    先生からのコメント

     第188段は、「野分のまたの日、いみじうあはれにをかしけれ。」
     (The day after a typhoon is extremely moving, and full of interest.) でした。
     下々の人間でしたら、ご指摘の通り、台風で吹き荒らされた後始末で大わらわなんでしょうけれど、
     清少納言にとっては、そこが違うんですね。台風もまた風流ごととして、美の対象になるんですから。
     ほとほと恐れ入る感じです。
     そう言えば、「野分」という言葉も、ちょっと風情のある言葉ですね。
     

  • この講座は「ほのぼのとした気持ちになる講座」でした
    女性 50代

    小さいものはなんでもかれんだ、という清少納言の描写、これは現在の日本でも、小さいものが愛おしまれる国民性に生きていますね。なんだか日本人の好みの原点をみるような気がしました。
    そして、初めて宮中にお勤めに上がるころの、清少納言の初々しさ、中宮様の優しいまなざし、それにうっとりする清少納言、この二人の温かい関係がほんわりと映って、読んでいるこちらもほっこりとした気分になりました。
    最近思いますが、古典を読むことは、どこか癒しの気分を感じます。日本人だからでしょうかね。。。

    先生からのコメント

     昨日2月16日は、144段「うつくしきもの」(Endearing lovely things) の箇所を読みましたが、ここにも、清少納言の繊細な眼差しが些細なものに注がれていますね。
     この段を読むと、古語で言う「うつくし」と今日の「うつくしい」との意味の違いが感覚的にわかりますね。
     そして、おっしゃる通りに、「枕草子」の中には日本人の感受性の原点みたいなものがいっぱい描かれていると思います。
     古典を読む面白さは、日本人の感性の根っこのところに触れられることでもありますが、国外に在住しておられるから、なおのこと「癒しの気分を感じ」られるのだろうか、と推察するところです。
     
     

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