大人の国語の先生、北村江奈です。
私は、20年高校で国語を教えていました。
国語の先生をする中で、私が一番困ったことが、
作文が書けない子ども達を、書けるようにしてあげられないことでした。
他の国はどうやって作文を教えているのだろう?
と色々調べる中で、
他国は、そもそも国語の授業が日本とは全く違う、ということを知りました。
「読解」と「表現」を教えるのはどの国も共通でしたが、
「読解」に正解があり、
それ以外を発言した子が間違い、にされてしまう日本とは違い、
他国は、「私はこう考える。なぜなら」
という「根拠...
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この絵を見れば、フェルメールが分かる!!!
1枚の絵に詰め込まれた想いは何だったのか?
冷やかしなのか、それともただただ背中を推してくれているのか?
ミステリアス、それでいて少しだけ哀愁ただようところが、とても新鮮でした。
久しぶりの複数枚の読み解き、比較対象も良かったと思います。
現実でありながら、幻とも取れるフェルメールの世界観は、
果たしてどこから来るのか?
他の画家にはない創造性を掻き立てるところも、
特徴の一つのような気がします。
世界的に有名な画家が描いた一枚に、当時の生活はどんなものだったのかを
考えながら読み解くと、フェルメールの意外な一面を見ることができるかもしれない、
そんな回でした。また来月も楽しみにしています。
いろいろな人の意見も聞けて、私には思いつかなかったことを告げられると、あっそういう見方もあるなと、勉強になりました。また、お邪魔したいかと思います。ありがとうございました。
フェルメールはそのままの情景を描いているはず・・・
けれど、読み解く先に見えるそれに、ちょっとしたミステリーを加えると
絵を見る感覚は別物に変わる、それがわかるのが今回の読み解きでした。
しっかり重さを測るための準備なのか、それとも心情を秤にかけているのか?
参加者の皆さんの意見がしっかりしているので、そこを楽しむのも講座の良さ
と毎回思います。
フェルメールの独特の世界観に浸りながら読み解く楽しさは、
今までとはちょっと違って新鮮なところがあり、そこも楽しいところでした。
当時のフェルメールが、どのような暮らしをしていたのかも想像しながら
読み解くと、面白みも増す!
そう思わせてくれる回でした。
本日もありがとうございました。来月も楽しみにしています。