ノーベル平和賞受賞候補者グレタトゥンベリーさんは個人の利益追求が気候変動となり次世代の未来を奪っていると世界に発信しております。私たち地球の未来はもしこのままのライフスタイルならば今後10年間で気候変動の未来が変わってしまい元にはもどれません。私たちの社会は資本経済であり個人の欲求のために無制限な労働・消費で成り立っております。消費される資源は農漁村と途上国の資源・資本金であります。先進国の消費は途上国・農漁村の人命と自然環境を脅かしております。地球規模の環境問題は貧困・戦争と根深いです。私たちは過剰な消費と労働によって途上国の加害者になっているのではないでしょうか。
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私の仮説では自然環境に適したライフスタイルをつくるには先住民と農漁村民の知恵や彼らの文化が消滅していく問題を学ぶことで地球環境に適したライフスタイルのヒントをえることができます。多くの人類学者は、世界中の先住民固有の伝統文化、第一次産業(農業や漁業)従事者が、個々の環境保全の役割を果たしていたことを肯定していることは、注目に価します。どの先住民たちも、伝統的な生活様式とデジタル技術を取り入れた現代生活とのギャップに悩み、貴重な伝統技術が同時に消え去ろうとしております。先住民といえば、北極圏のイヌイット、オーストラリアのアボリジニー、日本のアイヌ民族そしてタイ・ミャンマーのモン族(Mon)です。支援からこぼれてた人々は更に危機的な状況に追い込まれています。
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• バンコク都市郊外先住民モン族
25歳の時に、都会のバンコク近郊:ノンタブリー県パークレット郡で窯業と観光を生業している先住民モン族に出会いました。「世界は先住民が大規模農業に適さない限られた地域に居住している」と思う方が多いですが、実は都会に先住民族・少数民族が複雑に混在しており、メディアに取り上げられていません。仏塔がそびえ立つバンコク のチャオプラヤ川から25キロほど北に陶芸と農業を生業としてきたモン族がノンタブリー県パークレット群クレット島(人工中洲)に居住しています。彼らの村はチャオプラヤ川の中にあるフクロウやホタルがいるほど緑豊かな田園のクレット島に住んでいます。しかしグローバル資本がやってきた1970年代から彼らの生活は脅かされております。1990年代のタイ政府とジャイカの都市開発支援によって伝統的な焼き物がやけなくなり不衛生な食器が王立組合のもとで販売されております。また多くの若いモン族がメジャーなタイ人との同居が迫られるまちづくりによってモン語を話せなくなっております。
https://www.youtube.com/watch?v=mYtnBvXhOCQ&t=2s私は未来に果たす私たちの責任を見直すためにタイの地域問題をケースにして先進国の生活と途上国やローカルとグローバルの繋がりを教えます。
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現在私はモン族の窯を粘土から作りながらNGO団体を設立しております。窯業体験やボランティアに参加したい方は別途で授業を用意するつもりでございます。※窯業の作業は埼玉県武蔵嵐山駅前アトリエRanzan atudioで行っております。よろしくお願いします。