2回コース 夢を叶える伝え方〜印象に残る話し方【スピーチ術】〜2回コース

こんにちは、講師の山口ゆりえです。

私はMCとしてデビューした頃、話し方に臨場感がなく
伝えたいイメージを上手に伝えられずに悩んでいました。
準備した原稿は完璧に話せても、どこかメリハリがないのです。

この問題を解決するために私が行ったことは
とにかく先輩MCの見学をすることでした。

エレガントな話し方、ユーモア溢れる話し方、堂々と自信漲る話し方…。
先輩MCのさまざまな話し方を直接見て、
1つの共通点に気づくことができました。


それは、伝わる話し方・臨場感のある話し方をするために
会場・現場全体を見渡すことです。

相手が50人でも100人でも一人ひとりに語り掛けるようなトークを目指す…
それは正に、人に寄り添う優しさと、優れた時間を提供する
サービス精神に溢れたプロフェッショナルな話し方でした。

それから、私自身も一人ひとりに語り掛けるトークを心がけた結果、
拍手を促さなくても自然に盛大な拍手が沸き起こるようになり、
確実に会場・現場の一体感が生まれるようになったのです。
さらに、その場にいる方からスピーチのアドバイスを依頼されたり、
余興の応援を頼まれたりと
明らかに「周りの目」が変わってきたことを実感しました。


近年はAI時代に加え、このコロナ禍に於いて
人とコミュニケーションをとる機会が大幅に減っています。
これにより、対面で相手の所作を見たり、
雰囲気を感じる時間も極端に短くなってしまいました。

そのため、現代社会において話し手に求められることが
「時間をかけて相手を観察しながら話すこと」から
「相手を瞬時に理解し、一人ひとりに語り掛けること」へと
シフトしています。


【「相手に語り掛ける話し方」が身に付くと…】

「相手を知ること」と「語り掛け」を習得できると
アドリブ力（臨機応変さ）が手に入ります。
これは、話し方のスキルにおいて多くの人が
望むのスキルでもあります。

また、アドリブ力以外にも様々な恩恵を得ることができます。
　・話すことが楽しくなる
　・相手に自然に質問できるようになる
　・相手確認しながら話すことで、ミスが防げる
　・その人にとって、話して良いこと・悪いことの区別がつく
　・人から好かれる
　・話し方に余裕が見える
　・失敗した時に上手く挽回できる
　・イレギュラーなことが起きても、上手く対応できる


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相手を知り、語り掛ける話し方を身に付けるためには
大きく3つのポイントが大切になります。

【①声の力】

聞き手の興味を最後まで絶やさず
集中して話を聴いてもらえるかどうかは
すべて話し手にかかっています。


そのポイントとなるのが声の力です。
声に力がつくとメリハリが生まれ、話に臨場感が湧き
聴き手が「話を最後まで聴きたい！」と
感じてくれるようになります。


声の力は、声の出し方とトレーニング次第で
誰でもレベルアップが可能です。
講座の中では口の開き方や声の出し方（発声・発音）、
滑舌等、声のトーンを使い分ける練習を行っていきます。



【②分かりやすく話す力】


分かりやすく話す為のコツは段取りにあります。
よく話し方講座に対して臨機応変さや
アドリブ力を求める方もいらっしゃるのですが
基本的に「説明の質」は段取り・準備で決まるのです。


今回はスピーチシートを活用した
基本の組み立て方を学びます。
講座終了後もずっと使い続けられるシートなので
ぜひお持ち帰りください。

【③人間力】

自分の話を伝えるためには
「何を伝えるか」「どのように伝えるか」だけでなく、
「誰が伝えるか」も大切なポイントです。


話し手の人間力は
「自分が話す相手を知る力」と
「その場にいる人に相応しい話ができる力（語り掛ける力）」で決まります。
この2つがそろうと聴き手が、
「自分に話してくれているんだ」と感じてくれるようになります。


この講座では、皆さまが伝えたいことをヒアリングしながら進めていきます。
その思いがしっかりと表情や動作に出るようにサポートします。

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