ポジティブ心理学を学び働きがいを高める～仕事のウェルビーイング講座

仕事にやりがい、やる気を感じない
仕事へのモチベーションが低い
仕事がマンネリ化している
仕事の時間がとても長く感じる人
毎日仕事に行くのが億劫

もっと楽しく仕事をしたい！

こんな思いをお持ちの方へ
当講座で、働きがいを持って楽しく働く方法を学びませんか。

当講座を担当いたします小薗です。
私は人材・組織開発業界に25年たずさわっています。
その間、組織で働く数多くの人たちに出会ってきましたが、
イキイキと働いている人よりも仕事にネガティブな感情を抱き、
生活ために仕方なく働いているという人の方が多いと感じています。

実際に、米国ギャラップ社が行った調査においても、
仕事が好きと即答できる人は20％を下回るという結果が出ており、
仕事に対してモチベーションが低い人が多いというのが現実です。

そういう背景もあり、働く人のモチベーションを高め、
イキイキして働いてもらうための講座を提供したいという思いを
近年強く抱いていました。

そういう中で出会ったのがウェルビーイングをテーマに研究している
ポジティブ心理学です。

ポジティブ心理学とは、心理学の一つの分野で
「人生で良い方向に向かうことについて科学的に研究する学問」(※1)です。

従来の心理学が、精神疾患を治すためのマイナスの状態から
病気でないゼロの状態にすることを研究対象としていたのに対し、
ポジティブ心理学では、病気でないゼロの状態から、
より充実したプラスの状態にするための研究対象としています。

ちなみにいつ何時でもプラス思考に考えるという
自己啓発法のポジティブ思考とは全く異なるもので、
ポジティブ心理学では、マイナスとなるネガティブな感情も
大切にしています。

次に、ウェルビーイングとは、
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、
肉体的・精神的・社会的に全てが満たされた状態にあること」(※2)のことで、
「より充実した状態」をあらわす言葉です。

ウェルビーイング、つまり
より充実した状態になるために何が必要かということを
ポジティブ心理学は研究しており、
その研究を通じて、充実度の高い人がどのような考え、
行動をしているのかが科学的に明らかになってきています。

例えば、充実度の高い人はそうでない人よりも、
感謝の気持ちを持ったり、人に親切をすることが多い
ということがわかっています。

また、充実度の高い人はそうでない人よりも、
仕事のパフォーマンスが高いということも明らかになっています。

私自身、ポジティブ心理学で学んだことを
日常生活に意識して取り入れた結果、
仕事に対する感情、人への接し方、取り組み方などがよくなりました。

当企画は、そのようなポジティブ心理学、
ウィルビーイングの研究や実践経験で得た知見の中から、
仕事のウェルビーイングに役立つものをピックアップ、
アレンジしたものを数回にわたってご紹介いたします。

第1回目となる当講座では、
働くことに対しての先入観と感情をテーマに開催いたします。

ご紹介したことを実際の仕事で実践していただければ、
これまで以上により充実した仕事生活を送っていただくことが
できると思いますで、
現在の働きがいに物足りなさを感じ、
モチベーションを高めたいと感じている方は
ぜひご参加していただければと思います。


※1：『ポジティブ心理学入門』クリストファー・ピーターソン著より引用
※2：日本WHO協会HPより引用