設計開発サービス部(インタビュー当時)牧田さま
Q.ストアカのオフィスクを導入したきっかけは何ですか?
弊社ではエンジニアの技術向上などの育成を重視していて、
創業当時から自発的に集まって週末研修等をやっています。
最初は社内で依頼した社員に先生をやってもらっていたんですが、準備などが負担になるという声も
あがっていた為起業研修を行っている先生を探して研修を行ってたりしていて、
ストアカもその過程の中で知りました。
最初はストアカに法人向けのサービスがなかったので先生に直接お願いして来ていただいたんですが、
その後すぐに法人向けの「オフィスク」が出来たので導入をさせていただいたという流れですね。
Q.週末だと集まりにくいという課題がありそうですが、毎週末に研修を行われているのは理由があるんですか?
弊社の事業は主に企業様に向けてエンジニアを派遣しているので、
平日はほとんどの社員が派遣先の企業様に行っていて、集まる機会がないんです。
なので、普段離れて働いている他の仲間と交流をはかってもらう為にも毎週末、
自主参加してもらえるような研修やイベントなどを用意しています。
Q.オフィスクで先生を呼ぶ事でメリットを感じる部分ってどんなところですか?
オフィスクで来てくださる先生は、教え方がうまいなと感じています。
新しい事を学ぼうとすると、「最初につまづいてしまってそれっきりいやになっちゃう」って事が
あると思うんですけど、そのつまづきやすいポイントをきちんと解説してくれるから
「ここがクリアできたから、次はいけそうだな」って自信をつけてくれる先生が多いなと感じますね。
Q.恐らく企業様に派遣している先生は個人向けの講座をひらいている方がほとんどなので、鍛えられているのかもしれないですね。他に何かメリットを感じられる事ってありますか?
あとはいろいろな種類の講座があるので、開催する研修内容の幅も広がって
結果的に参加する社員が少しづつ増えてきました。
また、外の先生に会う事で刺激を受けるのか、最近は社内から「(自分が先生として)
こういう講座を開きたいです」って名乗り出てくれる社員が増えてきたんですよ。
特に若手社員からそういった声があがる様になって、嬉しく思っています。
オフィスク受講講座事例
受講講座:『タイムマネジメント研修』
講師名:野呂 浩良
受講講座:『Ruby on Rails研修』
講師名:野呂 浩良
受講講座:『ドキュメンテーション研修』
講師名:池原真佐子
受講講座『ロジカルシンキング講座』
講師名:松上 純一郎
受講講座:『UXデザイン入門』
講師名:萩本 晋
Q.オフィスクに併せて「for Biz」も導入いただいてますが、どのような背景で導入されたんですか?
先ほどお話した様に、弊社では平日の夜に集まるのが難しい事から週末研修を行っているんですが、
参加不参加はそれぞれの社員の自由なので、来る人と来ない人にばらつきが出てしまうんですね。
もともと学ぶ事やみんなで何かするのが好きな社員はよく参加するんですが、
その反面やっぱり折角の休日の土曜日は別の予定を入れたいという者や、
住んでいる所が遠方の為なかなか参加出来ないという者もいて、
週末研修では社員に充分な学びが行き渡らないという課題を感じていました。
そんなときにfor Bizを紹介してもらって、平日の夜や休日も短時間で学べる講座が多数ある事から、
週末研修に参加できない社員も学べる機会が広がるのではないかと思い、導入を決めました。
Q.for Bizを導入してみて、課題に感じる事は?
そうですね。課題というより想定外だった部分としては、週末研修に参加する様な学ぶ事が好きな人が
for Bizも積極的に使っていて、想定していた週末の研修に参加しない人たちはやはりこちらでも
予約をしないっていう部分ですね。
Q.社内広報の仕方としてはどのようにされていらっしゃるんですか?
社内には新たに導入した時点で専用ページやメールで告知して、登録や予約はそれぞれでお願いしてます。
現時点では開始してすぐに登録をしてくれた人がほとんどで、その後の登録数はあまり増えていない状況です。 ちょうど先日、「うまく人に話を伝えられない」と言っていた社員に話し方の講座を受ける様に勧めたところ、早速登録から講座予約までしてくれた事があって、一人一人「個」の悩みにそって提案してあげると講座を
受けてくれるんだなぁと、その後は他の講座も受けてくれたりと弾みがつくんですよね。
でも、さすがに全員に同じ様にする訳にはいかないので、例えば他の社員がどんな講座を
受けているのかといった情報などを社内で広報したり工夫をしなくてはなと考えているところです。
Q.ちなみに弊社でお手伝い出来そうな部分ってありますか?
現状だと面白そうな講座が追加されてもこちらから探しに行かない限り気付く事ができないので、
新たなコンテンツが出てきた時に、面白そうな講座が出たときにお知らせなどしてくれたら
ありがたいなと思ってます。
登録しても忘れてしまっている人もいると思うので定期的にお知らせをくれると、
利用喚起にもつながると思いますし。
Q.ぜひ、検討してみます。ちなみにお話を伺う中で毎週末の研修やfor Bizの導入など御社が社員の方に向けて学ぶ環境を提供されている姿勢を感じられるんですが、他にも取り組まれている事はありますか?
他には昨年から「勉強会支援制度」と言うのを始めました。学びたい事が共通の人でグループを作って、
年度末にレポートの提出や報告会なりを行ってもらう事を条件に予算を与えて勉強会を開いてもらう制度です。
昨年は思いつきで試験的にやったんですが、共通の悩みを持っている人と横のつながりができたり、
共通の問題に取り組む事でモチベーションの向上につながるみたいで、すごく好評だったので今年は
予算等の規模を大きくして実施しているんですよ。
Q.そういった勉強会に参加されるような方々は週末研修などに積極的に参加される方とは別の層ですか?
いや、一緒なんですよ。
そこが難しいところで、やっぱり組織全体の力を強めるにはやりたい人だけがやればいいってものでもないと
考えているので、広い層に参加してもらいたくていろいろな制度を提供するんですけど結局積極的な人たちのみが参加するというかたちになってしまって。
とはいえ、できれば強制的ではなく自主的に参加してもらわないと本人のモチベーションも下がってしまうし、続かないので。そこは各チームのリーダーたちもそれぞれどうやって自分のチームメンバーにやる気を持って
伸びていってもらうか、試行錯誤している部分ですね。
毎回こなくても学ぶマインドや周りの人からの刺激を感じて欲しいんですよね。やってみて、
「自分は独学が向いている」っていう決断でもいいと思うんです。
だけど、そもそもあまり自分で学ぶという事をせずに出来る人と比べて「彼と自分は違う」とか「作りが違う」
という判断をしてほしくなくて、出来る人は自分に必要だと感じる事をどんどん学んでいるので。
Q.自主的な学びを習慣としてどう定着させるかっていうのは弊社としても取り組みたい大きなテーマなので、これからもお手伝いさせていただきたいと思います。
ありがとうございます。最初にもお話した通り弊社はエンジニアの教育に力をいれていて、
ストアカさんは私たちにぴったりだと思っています。 その時の課題に応じて「こういった事をやれる先生はいませんか?」って聞いたらご紹介くださったり、講座も短時間でピンポイントな物が多いので悩みを解決してくださるので助かっています。
井上さま
Q.現在のお仕事内容を教えていただけますか?
現在はソフトのエンジニアとしてお客様先にて業務を行う他、
チームリーダーとしてメンバーのマネジメントなどを行っています。